セリーグ後半戦、中日が阪神に3連勝。

どうした、阪神3連敗。・・・?何か、具合でも悪いのか?と疑いたくもなる負け方です。中日の投手陣もランナーを出しながらも粘っこい投球をしていたし、守備でも投手を支える好プレーが続いた。阪神も、ここまで連敗する必要はないのだが、何故か元気がない。チャンスに打てない。・・・逆に、中日の方は、ここと言うチャンスに打つべき人が打つ。特に福留の復調(怪我から回復して、いきなりの巧打と連発した)が大きい。



セリーグでは、抜けてるこの2チームの優勝争いと思われていたが、後半戦、いきなり中日が阪神に3連勝して、ボクシングで言えば、阪神をコーナーまで追い詰め連打しているようなもの・・・

まだまだ、試合数は沢山残っているから、阪神も慌てる事は無いが、この3連敗はペナントリーグを左右する試合となった。

今後、中日がよほどの急降下をしない限り(勿論、野球は遣って見なくちゃ判らないのですが)有利な形勢となった。ましてや、中日のピッチャーが安定している現状では、どのチームと対戦しても優位な体制を整えていることが判る。こういう、チームが「乗っている時」は、打線の方も勢いずくものです。・・・あれほど貧打とけなされている中日の打線が、このところ肝心なところで得点をいれる力を発揮している。・・・投打がかみ合うと、もう、中日のペースです。最少得点でも、押さえ切るストッパーもしっかりしている。

・・・ただ、このまま中日だけが突っ走るセリーグでは面白くない。

阪神も含めて、もっと元気を出して頂きたい。

・・・そうで無いと、例え、中日がリーグ優勝しても、日本シリーズでまたまたパリーグの覇者に負けてしまうことになりかねない。・・・最高の調子を日本シリーズに爆発させるとして、今はまだまだ押さえて頂きたい。

最高のパフォーマンスは、日本シリーズで!・・・之が、今年の中日ファンの偽らざる気持ちです。



首位に立っていると驕る無かれ。

巨人の嘆きを見よ。

4月に、あれほど独走して、今年は巨人が優勝すると誰もが観念したはずなのに、交流戦あたりからあれよあれよの低落振り、7月になれば、最下位を争うチームになってしまった。・・・あまりの凋落振りに、テレビ局も、巨人戦を他の番組に振り替えてしまっているからお気の毒・・。

・・・他人の振り見て我が不利治せ、です。

中日よ、驕ること無く、1戦1戦を丁寧に戦って欲しい。勿論、怪我人をあまりださないように・・・最高のパフォーマンスは、日本シリーズで!