2008-01-01から1年間の記事一覧

ガザに平和とパンと笑顔を。

イスラエルの占領地の実態を知る・・・典型としてのガザ地区の実態は? 12月27日からのイスラエルによる空爆を毎日受け続けているガザ。・・・報道では犠牲者は360人を超えており、戦闘員以外の一般市民の犠牲者が深刻な被害に遭っていることが分かる…

ガザへの軍事介入をやめよ。

最も憂慮すべき事態になっている。パレスチナ自治地区でああるガザに対して、イスラエルが容赦のない空爆を含む攻撃を続けている。 ハマスのロケット砲挑発が原因としているが、イスラエルの被害自体は軽微なものと考えられる。 しかし、今回の空爆により、…

派遣切りの寒空の中でも毎日を力強く生きている人が・・・

これから話すことは、特段の事件でも何でもない日常生活の一コマのことです。 ・・・でも、小さな発見を通して力強い生活力を学びました。朝から嫌な冷たい小雨でした。自転車で利用者や事業所を訪問するので、雨で濡れるのは困るのです。でも私の都合には関…

非正規労働者の声を聴け。

マスコミは、今盛んに非正規労働者の就職難を取り上げ、年末に職を失くして凍りつく街頭にたむろする人達が増えていることを伝えている。 特に製造業では、極端な受注減少の影響から、利益の減少を是が非でも食い止めるために派遣労働者の首を切る事業所が増…

利用者と家族の狭間の中にあって・・・

ケアマネジャーの仕事をしていると、利用者と家族の意見や考え方が異なり、その違いをどう調整するのか頭を痛める場面にたた遭遇します。 これから紹介するケースでも、そうした思いの違いに直面して四苦八苦をしているのですが、どこまでいっても結論(答え…

専門職としての強さを持つために。

以下の文章は、最近組合の掲示板に乗せた意見を転載しています。この掲示板では組合員がそれぞれ意見を述べ合い交流を図る中で時には愚痴を言い合い、時には励まし合っています。「国家資格でもない、”公的資格”としての介護支援専門員が、これだけ全国で何…

過去・現在・未来をつなぐ人間絵巻「夢のまにまに」をみて

第7芸術劇場で上映中の「夢のまにまに」を見てきました。平日の昼間だったので、観客は約2・30人といったところ。年齢層は年金を貰っているだろうと思われる人たちが殆どです。 この映画、先日新聞でも取り扱われているとあって結構遠方から見に来ておら…

ある全寮制高校での「喫煙容認」問題に寄せて。

http://www.tsugeno.ac.jp/ 先日から、新聞では愛知県新城市の私立黄柳野高等の喫煙室設置問題が報道されている。 この事件は、当学校の生徒たちが喫煙を止めないことから学校側が折れて喫煙容認の為の部屋をあてがい、それを「喫煙指導室」として生徒に使わ…

家族と介護保険。

介護保険施行から8年、認定を受けて介護サービスを受けている高齢・障がい者の方は私たちの周りにたくさん見かけられるようになりました。制度が普及し、国民の多くがこの恩恵を受けるようになったことは一定の成果と言えるでしょう。 しかし、一方では制度…

大阪は犯罪オンパレードの街それともお笑いの街?

最近物騒な事件が大阪で続いている。 ご存知、ひき逃げ殺人事故が相次いて起こっていることが報道されている。 車というものは人間が運転をするから、誤って事故を起こすことはありうるだろうとだれしも理解が出来るが、万が一事故を起こしたとして、人を殺…

日本の自衛隊は安全か?

昨今の田母神発言をめぐる政府答弁を吟味すると肌寒い状況が進んでいることが分かる。 航空幕僚長とは、現自衛隊の空軍の最高司令官の地位にある将官です。その人物が、あからさまに論文として「戦前の中国侵略説は濡れ衣であり、米国等の諸外国から仕掛けら…

ノート術は、仕事術に通じる。

・・・今日の一枚について(太陽を撮ることは難しいが、真っ青な空に輝く姿は凛凛しいですね)・・・仕事柄、利用者宅に訪問していろんな話をし、事務所に帰って記録する作業が常に伴う。サービス事業所のメンバーと話をして重要な情報を記録する際にも、ど…

先日のホームでの体験から。

先日、休日に大阪へ出る途中で、乗り継ぎの駅構内を歩いている時でした。 目の前にある階段を渡ろうかな?と歩いていたら、線路側の右手に電車が入ってきて徐々に徐行しながら減速をしていました。 ところが、その電車が入ってきてまだ動いている方に白つえ…

秋の香りを胸一杯に吸って・・・

仕事の合間を縫って、初めての公園に足を向けました。人がほとんど訪れていないのでゆっくり景色と空を眺めることが出来、お気に入りの写真も撮ることが出来ました。 公園に行くと、季節を匂わせてくれる木々の間に秋の空が垣間見れる。・・・いやーこれは、…

・・・それから、朝顔とバッタたちのこと。

今日は、気軽に書いてみようと思う。 ベランダの朝顔の片づけをしていたら、まだ蕾をつけているいくつかの蔓を見つけた。 「これは咲かせてやらねば、必ず咲かせてやろう」と意気込んでしまいました。 しかし、季節は確実に暖かい日差しから遠ざかっており、…

介護を受け入れる事、受け入れないこと。

職業柄、障害や高齢になって自ら介護を受け入れる際にどういう態度をとられるのか?注目したい問題があります。 2000年以来、介護保険制度が浸透し、介護サービスを受けておられる障害・高齢者が増加しています。それは当然の成り行きですが、一方ではそ…

秋の深まりとともに、何だかメランコリーな気分が・・・

●私の家のベランダにある朝顔も、とうとう終局場面を迎えつつあります。 もう、すっかり冬支度が進み、茶色に変色した葉っぱが増えてしまい、殆ど花を咲かさなくなって、種取りの時期が来ています。今日が雨なので、お天気なって乾燥が進めば一気に種を取ろ…

在宅復帰の困難性について。

私が関わっているある利用者の在宅復帰のことです。 半年ほど前に脳内出血を再発して、病院での急性期治療が終え、これからどうしようか?ということで本人(60代半ばの男性)を交えて相談しました。 ADLとしては、以前より能力が低下して自分で寝返り…

組合役員のことを少し・・・

私が所属している会社にも労働組合があります。 それが本来の組合機能を呈しているかどうか?その評価はこの際横において、全国職能横断の、産別組合としてその組合員数では介護業界ではたぶんもっとも大きな組合でしょう。私は、この5年間、組合の支部長と…

わが国でも増えてきた“ゲーティッド”型住宅について。

日本は平和国家と言われている。確かに国内で戦争状態や、武力での対立等は存在しない社会だと言われている、本当はどうか? だからと言って治安状態が安定しているか?というと、否定的な見解を感じる人は多い。社会に反発し、犯罪を実行することを厭わない…

「私に帰る旅」岡部明美著を読んで。

最近岡部さんの著作を読む機会があった。彼女は脳腫瘍・水頭症の病を経験し、現在はワークショップ・トレーナーとしてカウンセリング・文筆活動など全国各地で活躍されている。 http://anatase.net/ いわゆる西洋医学につきものの病気を敵にしてメスで癌を切…

厳しい老後を生き抜くために・・・・

今朝の報道記事を紐解くと、サラリーマンの退職金が年々目減りし、金額が下降線であることが指摘されている。 金額にして、5年前と比べて400万円、10年前なら800万円の下降が見られるという。 金額的には平均で2026万円という数字になるが、実…

セリーグの優勝争いについて。

9月末の時点では、押せ押せムードの巨人が優勢に思えたセリーグで、10月になって陰りが見え出している。 13連勝を走り抜けてきて、ここにきて選手に疲れが見えているようにも見える。ペナントだけではなく、クライマックスで勝ち抜くには、最後の決戦で…

めっきり冷え込んできました。さて今朝顔は・・・

そろそろ今年の朝顔も終焉を迎えようとしています。たくさんの花たちを咲かせた我が家の朝顔さんも、そろそろ最終編のステージに立っているようです。ほとんど花をさかさなくなったのですが、それでも2・3個の花を咲かせていますし、今日のように良い秋晴…

介護事業における“名ばかり管理職”問題。

厚労省は、チェーン展開する小売業・飲食業の店長などに関する管理職の判定基準を発表している。 マクドナルドやコナカなどの「名ばかり管理職」を見直すための基準として今まではあいまいな基準しか示されていなかった。 企業はそこに付け込んで、名目の役…

「僕が見てきた戦争と平和」長倉洋海著を読みましたか?

http://www.h-nagakura.net/book.html 9月の20日、大阪にて長倉さんのトーク集会がありました。嫁さんに勧められて参加しましたが、飾らない人柄と、次から次へと出てくる体験談の広さに驚きました。彼は現在自称写真家ですが、かってはフォトジャーナリ…

12人の怒れる男 を観てきました。

http://www.12-movie.com/comment/index.html祭日の休みを利用して、ニキータ・ミハルコフ監督の「12人の怒れる男」を観てきました。2時間40分の上映時間の中で、多くのロシアを舞台にした情報が凝縮されて表現されているのですが、そこには戦争があり…

待ったなしの悪戦苦闘。

職業がら、認知症に罹った利用者と家族の相談を受けることが多くなった。 個々のケースにより、どれも複雑な家族関係を持っており、一人一人の利用者の背景にはたくさんの人たちが関係している。 しかし、だからと言って、関係している全ての人達が、こうし…

民間犠牲者に対する補償を求める運動

63年前日本は、米軍の攻撃が迫る中、国民は否応なしに本土決戦の準備に包まれつつあった。軍部が勝手に始めた戦争に、日本のすべての人と資材を駆り出し、拒否することは許される環境がなかった。もし一人でも軍部の方針に反対する者がいたら、親兄弟親族…

100人の被爆者を乗せたピースボート

先日、新聞記事に第63回ピースボートが出港した記事が載っていました。 今回の特色は、何と被爆者を100人近く乗せて世界へ被爆の語りをすることがメーンとなっているという。 高齢になっている被爆者の方々が、よくぞこれだけ集まったことと、被爆体験…