2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

関西圏では何故喫煙規制が甘いのか?

2003年健康増進法が施行され、たばこが人間社会に及ぼす害について法的な文言が示された。 これは、海外では既に進められている内容であり、日本はたばこについてはすこぶる後進国に甘んじていた事情があった。ようやく、重い腰を上げて喫煙に対する社会…

介護スタッフの待遇改善はどこへ行く?

昨年の12月26日、厚生労働省介護給付部会の答申が決まり今春からの介護保険報酬改定案が発表された。内容について、既に周知の通り3%(居宅1・7七%、しせつ1・3%)の報酬改定だが、実際にはこれまでの2回の報酬切り下げ分を補填することも出来な…

介護制度の狭間から取り残される人たちについて。

http://www.asahi.com/national/update/0321/TKY200903200276.html 昨日、悼む人の読後感想を書いたが、埼玉県の老人施設「たまゆら」で9人のお年寄りが焼死する火災の痛ましいニュースが報道されている。 06年に、九州のグループホーム火災で入居してい…

「悼む人」天童荒太を読んで感じたこと。

小説を読む前に、何故この本を読もうと思ったのか?考えてみた。 直木賞を受賞したことだけでなく、NHKの番組で紹介されたことだけでも無かろう。作者の天童荒太という人柄に興味を持ったというのが一番的確のような気がする。受賞の時に、気の利いた謎か…

「1千万人の輪」が、日本の高齢者社会の希望を切り開けるのか?

経済不況と非正規労働者の失業問題が全面に出て、介護における報酬改定問題はどこかに行ってしまった感がある。 本来は介護スタッフの待遇改善が命題であったはずの報酬改定が、サービスの質をだしにして、複雑怪奇な加算が乱立されて事業所にとってもまか不…

定額給付金が支給されるが、・・・・

麻生首相が、当初定額給付金をもらうなんて高額所得者としては貰うべきではない、さもしい。と発言しておきながら、今度は消費経済の刺激を与える意味で使うことに意義があるとし、給付金を受け取ると主張を翻した。・・・野党からは非難囂々であるが、当人…

もうすぐ3月10日がやってくる、東京大空襲の惨禍を忘れない。

東京大空襲訴訟(東京地裁)では、今年1月に証拠調べが終了し、5月に結審して判決が言い渡されることになっている。 原告132人は、すでに高齢となり64年前の古傷に疼きながら今度の判決で国家による救済宣言がなされることに希望を託している。すでに…

ハーバード方式とインシデント方式。

大学のハーバードから語源がきているのか?どうか分かりませんが、事例検討で言うハーバード方式は、従来の事例検討方式にて事例情報を埋めていくやり方です。 その人の個人情報とされる固有のデータを、疾患、病歴、日常生活のADL、家族関係、生活環境に…