2009-01-01から1年間の記事一覧

どこまでも、自分の在り方を見直していきたい。

福祉の仕事をしていて、いろんな難問に直面して答えを見つけなければならない時にマニアル通りに進めていけば自ずと答えが出ることが少ない事に気がつく。 つまり、筋書き通りの支援では納まりがつかない事の方が多い。 こんな時、一人で問題に立ち向かわな…

再度普天間移設問題を考える。

政府の移転先検討のための作業チームが発足した。 5月までの期限で次の移転計画を早期に策定するためだとされている。 現実的な解決策が練り上げられると思うが、大事なことは基地問題と云う米軍がからまるテーマについて、その必要性・妥当性・安全性・が…

介護の仕事は、登録型雇用が相応しいか?

331万人以上の失業者が仕事を求めてあえいでいる。5%以上の失業率は改善されず、若い世代でも例えば高校卒業の就職率は4割でしかないと云われている。 普通に生活をしていく上での就業環境が、どんどん厳しくなり、専門的な技能や高い学歴を持たない人…

税収確保から、健康増進への転換。

2010年度、鳩山内閣の税制改正大綱が決定された。 その中で、たばこ税に関する決定において一箱当たり100円の引き上げが確定した。1本あたりでは税金付与分が現行の8・3円から12・2円に引き上げられることとなり、販売に関わる公社等の利益も換…

税収確保から、健康増進への転換。

2010年度、鳩山内閣の税制改正大綱が決定された。 その中で、たばこ税に関する決定において一箱当たり100円の引き上げが確定した。1本あたりでは税金付与分が現行の8・3円から12・2円に引き上げられることとなり、販売に関わる公社等の利益も換…

戦争は必要悪か?

ノーベル平和賞受賞演説で、米国オバマ大統領が自国の戦争を指して、「必要に迫られ正当化できる戦争もある」と述べ顰蹙を買った。 核兵器の廃絶を謳い、巨大軍事大国の頂点に位置する人物が核兵器削減への意欲を見せたことにより、ノーベル平和賞という栄誉…

夕時の交差点の隅で、その人はひざま付き頭を垂れていた・・・

大阪のにぎやかな交差点に差し掛かった私は、自転車を止めて信号が変わるのを待っていた。目の前が幹線なので、少々長い時間待たされる。同じように信号を待つ人々の表情を見たりあたりの様子を窺ったりして退屈しない興味を持った眼であたりを眺めていたが…

日本の基地問題を考える。

今また、沖縄の基地問題が政治的焦点となっている。 普天間飛行場の移転を、13年前の自民党政権時代に米国と約束した経緯があり、それを実行すべく名護市の辺野古に移転する計画がある。 しかし、どんな条約も政権が代わり国家としての考え方が変われば他…

介護の分野にも”仕分けのメス”が入れられた?

先日終了した民主党政権の”目玉”仕分け作業。 連日報道されて賛否両論が展開され意見も様々分かれているが、医療や介護の分野も例外とされずに仕分けのまな板に載せられた。とりわけ介護の分野では、居宅介護支援の研修に関わる予算が半分に削られた。今年度…

早朝散歩と、秋の深まり。

何故か、土曜日の休みになると目が早めに覚めます。(息子さんたちに年寄り扱いされていますが)…と云っても、もう6時が過ぎているから、早起きと云うと失笑をかうかもしれませんね。 4時から5時にかけて起きて活動されている方々にとっては、「何が早起…

60にして、自分の進路を日々考えております。

素直に、今考えていることを書いてみたい。 ・・・表題のように、還暦の年齢となり自分の今後を嫌でも考える時期に至りました。定年が延びている企業もあるでしょうが、私の職場は60歳で定年です。 今後の生き方をしっかり考え、どういう生き方がしたいの…

早起きは、三文の徳?

昨晩、我が息子からオファーがあり、早起きして買い物する?との誘いに乗り、今朝五時過ぎに起床して出かける準備を行い、六時前には目的のお店の前に辿り着いたのですが、そこで見た光景にびっくりです。何と、既に駐車場は車で埋まりお店の前に並ぶ人達は…

事業仕訳に聖域はないのか?

昨今報道の中で問題となっている事業仕訳の問題。 今まで自民党政権時代では耳にしなかった言葉です。 それもそのはず、今までは各省庁が予算請求案を上げ、それを最終決定するのは国民から見えない政治家と官僚たちの形見を寄せ合った打ち合わせの中で決め…

新しいたばこ規制法制定を急げ。

現在日本には「たばこ事業法」が制定されており、その中でたばこ産業を“健全に発展させ国の財源を確保する“目的が盛り込まれているらしい。 JTが、大手を振って事業展開できるのも、実は前述の法的根拠があるからさまざまな健康被害が実証されても営業を継続…

早朝散策フォト日記

桜井・藤原京編。 早朝4時前に目が覚める。 夜中に帰宅した息子が寝静まるのを待って、「今度は私の出番です」とばかりに起きだしてしまった。・・・しかし、まだ真っ暗。家人を起こさぬようトイレ・身支度を済ませ、いざ出陣。カメラと免許証を確認。 自転…

忌まわしい殺人事件に発展しそうですが・・・?

新聞報道で騒がれている事件、とてつもない殺人事件に発展しそうですね? この事件が、間違いなく現場で働く人たちに対する「逆風」として厳しい世間からの眼差しが向けられるようになることは確実でしょう。まじめに介護の職務についている人には、腹立たし…

南田さんの死から思うこと

21日、病状が悪化していた南田洋子さんが亡くなった。 ・・・人工呼吸をして、どうにもならない状態であったらしい。 くも膜下出血が要因となったが、承知のように認知症も進んでいた。 彼女の死を、夫の長門裕之は役者としての仕事を穴をあけることなくこ…

加藤氏の死を考えて。

フォークルの加藤和彦が自殺した。 かってのフォーク全盛時に、その草分けグループの一員として時代の先頭に立っていた人であった。しかし、音楽家としては様々なプロデュースに関わった功績が認められるが、人間的には幾度かの離婚を経て寂しい人生を歩んだ…

天国と地獄を味わったONを振り返る。

今日の体育の日に因んでか、テレビで王・長嶋の半世紀を収録した番組が報道されていました。 強い巨人軍の中核であった二人の才能は、今更述べるまでもないが、彼らがどういう経路で現役を選手として過ごし、引退し、次に監督として第2の野球人生を過ごした…

N.T10月8日付に載せられた意見広告。

残念ながら、ニューヨークタイムズの本文を確認できないが、報道によると1ページ全面を使った意見広告が掲載されたとのこと。 発信しているのは、広島・長崎の中高校生30人のグループ。発信相手はオバマ大統領。 では、どういった内容が掲載されたのか? …

2016年リオディジャネイロオリンピックの決定に寄せて。

南米初のオリンピック開催が決まった。 今まで、北米から南にはオリンピック開催がなかったが、3度目の立候補でようやくリオが開催都市と決まった。 治安の悪さや財政問題などでは問題視されてはいるが、ブラジルの人達を含め南アメリカの人達にとっては嬉…

オーガニック農法の普及は進むのか?

映画「未来の食卓」が語りかけている問題。 今日は休みを利用してフランス2008年作品の映画を観ました。 http://www.uplink.co.jp/shokutaku/organic.php食に関するフランス発の映画作品ですが、子供達の将来の食を考える上で私達に問いかけている映画で…

今日は敬老の日ですね。

連休なので、ゆっくり出来ます。 普通なら忙しい週の始まりですが、今日が何故か敬老の日となり明日が国民の休日次の日が秋分の日となる。ケアマネジャーという仕事の場合、こうした連休は月ごとの仕事サイクルが一気に乱れてしまい休み明けにじたばたする羽…

8年前の9/11事件を考える。

2001年、9月11日世界に衝撃のニュースが走った。米国の複数の攻撃対象に狙いを定めた飛行機によるテロが実行されたからだ。 当初何が起こったのか?その真相は誰にも理解できなかったが、時間の経過とともに事の次第が判明してきた。 ニュウヨークの…

「いのちの食べかた」 森達也著を読んで思うこと。

読書感想 いのちの食べかた 森達也 (株)理論社 ヤングアダルト向け この本は、中学生以上の大人向けに作られた出版物ですが、全ての漢字にルビが振られており、たとえひらがなだけが読める人でも本の内容を知ることが出来るように作られている。 専門的な…

二転三転する認定調査方法の行方は?

ご承知のように、今年になって4月に認定調査の調査方法が変更され、それが半年たって、10月に2度目の変更がなされることとなった。 何故、これだけぶれるのか? ここでは専門的な変更点の詳細は省くことにする。 詳細に関する問題そのものではなく、何を…

川本昭人監督作品「妻の貌」について。

土曜日なので、私は今日の休みの過ごし方をどうするか?迷っていた。 明日は選挙や研修会が控えているので、今日中に他のことをしてしまう必要があり、ごろごろしていると一日はあっという間に過ぎてしまう。そこで第7劇場のスケジュールを確認すると、今日…

1944年8月22日鹿児島県沖で何が起きたのか?

映画「銀の鈴」についてhttp://www.ginnosuzu.com/ 監督・脚本:斎藤 勝 8月22日が65周年に当たるという。 65年前と云えば、まだあの戦争がますます深刻な犠牲者を増やしていた時期だ。やれ特攻隊、やれ竹やり訓練、やれ天皇陛下の為には命をも惜しみ…

“Flower and Troops”を観て感じたくと。

<映画・鑑賞ノート> “Flower and Troops”「花と兵隊」監督:松林要樹 http://d.hatena.ne.jp/motokiM/ 戦後日本に帰還しなかった元日本兵が諸外国に居る。 今回インパール作戦等に従軍した6名の元日本兵を焦点に、何故彼らは日本へ帰還し…

戦争をしない、させない、人間の知恵と行動を一つに!

○思うに、人間の歴史は戦争という戦いを伴う真っ赤な血で彩られた連続でしかなかった。 生まれ育つ中で、人を殺傷することが生きがいとなる者はいないはずだ。しかし、現実には軍隊による交戦、人々による殺りくを伴う争いが絶えない。こうした人間の歴史を…