2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

難民受け入れ後進国日本。

日本は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)への拠出額では世界2位と言われているが、それはそれ。・・・実際に難民自身を受け入れる現実政策では極めて遅れている。・・・つまり、お金は簡単に出すが、生身の人間を受け入れて救済する政策は進んでいな…

第27回ジャパンカップの勝者は?

今年は、外国馬の強い実績を持つ馬が回避(ディラントーマス)し、がぜん日本馬が人気の上位を独占しています。武豊のメイショウサムソンが、一番人気になるのは納得だけど、果たして実力通りに勝てるか?と考えれば、そう単純には予想通りにはならないだろ…

私のそばで、煙をたてないでください。

組合の大会に行ってました。毎度のことですが、1泊宿泊して会議に参加しました。・・・ 宿泊は何人かの相部屋になりました。部屋に入るなり、同宿の仲間にお願いしました。「部屋では、煙草の喫煙は止めてもらいたいです。お願いします。」・・・そうはっき…

no23トラブル対応時に、何が問われるか?

介護保険が始まって5年、制度自体は様々な変更をしながらも、制度の認知度としては、老後に介護保険あり、との周知は出来てきた様に思われます。サービスの開始は、認定を受けた利用者・家族と、事業者との契約によりスタートしますが、担当するケアマネジ…

no29高齢者の財産を守る方策を整備せよ。

国民生活センターの統計によると、この10年間で、商品先物取引に関する相談件数が、4倍を超えているという。この中で契約当事者の年齢が、60歳以上の割合が(99年度)22%、しかし03年度になると37%に増えている。こうした問題に対して、漸く国…

no28ケアマネサポートシステムの早期整備を。

話を野球に例えれば、打者を抑えるピッチャーは、1人で投げぬくのではなく、何時でも救援のピッチャーを後ろに控えて投げています。だから、自分の持ち味を出して、可能な回まで投げるのですが、打たれだして、勝敗を左右するポイントでは、監督の指示によ…

no27細心の注意を怠った経験を話します

こんな失敗を、今更公にするのもどうかと悩みました。・・・しかし、自分達以外でも、きっとこうしたトラブルが起こりえることを思い、恥ずかしながら、書くことにします。これは、自分を初め、此れから契約等を行う全てのケアマネさんや、サービス提供責任…

no26利用者を支えるケアマネを誰が支えるのか?

以前にも述べていたように、来年の法改正で考えて頂きたい事は、予防介護の問題にばかり目を向けないで頂きたいのです。介護される状態を避けるため、少しでも健康で生きられるように考えても、長年生きてきた高齢者の生活改善は、そう簡単には改まらないと…

no25ケアマネ支援の具体策が急務です。

介護保険の利用者とのパイプ役になるケアマネジャーの役割と実際の困難性を考えるとき、現状を改革するために何から始めたら良いのでしょうか?1・居宅介護の報酬を上げること。これは、ケアマネジャーの負担を軽減するためには避けて通れないことです。唯…

no24御年寄りの話しを聞く事。

仕事上、御年寄りのお話しを聞く事がたびたびあります。しっかり自己主張できる人ならば、彼らが言わんとする事を掴む事はそんなに難しくないのですが、自分の考えや、感情を上手く言えない人、言葉が出せない人に対するときなかなか簡単には、其の人の心が…

No22.利用者を満足させきれないストレスと、私の夢

答えきれない要望と、実現できない要求を前にして、途方に暮れてしまうことがあるのです。本来ならば、問題を処理する努力で何とか信頼を勝ち得る事が出来れば良いのですが、駄目なときは、何を遣っても上手くいかないもの。1人のケアマネでは、もうどうし…

no21医療と介護の連携とは何か

現在、医療保険と、介護保険とは、別々に制度として運営されている。お互いに相容れない別の制度として機能しており、互いに相手の制度を受け入れない。それぞれが、自分の土俵を持っており、「犯すべからざる領域」として其の領域を守っている。確かに、上…

no20生活援助の位置付けと、機能向上リハビリについて

24日付のA新聞の"私の視点"欄で、今春の介護保険改定に寄せて、井上由実子さんが意見を載せていた。厚生省が行おうとしている"家事援助の削減"案に対して疑問を投げかけ、高齢者の"IADL”を支える生活援助の見直しと必要性を訴えていた。一元的に、要…

no19長谷川和夫さんの講演「認知症への上手な関わり・・・」について。

大阪市で行われた、ケアマネ協会(社団法人)総会と、それに続く、特別講座に参加してました。<介護支援専門員協会で、社団法人化しているのは、大阪だけだと言うことです。>長谷川さんの講座については、既に聴講された方も多数居られると思いますが、少…

no18実施調査の報告

9:30から10:00まで、1・”自己評価表”の点検事項を口頭にて質問され、二人の担当ケアマネジャーが答える。これについては、事前に自己評価表を遣っておけば、答えられる項目と思われる。2・事前に、ピックアップされた、6人のリストを示され、個…

no17実施調査と其の対策。

この5年間ケアマネをしていますが、今回始めて、自治体からの”実施調査”に立ち合う事になりそうです。かって、所属していた事業所へ、調査が入った事はありましたが、居宅介護事業所への立ち入り調査は、初めての体験です。案内が来て8日間ほどしか猶予が…

あらあら、民主党の小沢続投物語でござーい。

こんな浪花節で元の鞘に落ち着いた党代表辞任劇。…いったい何をしているのか?果たして、自民党に代わる政権党として今後のまともな活動が望めるのかどうか…誰が考えても心配になる。恐らく自民党は、苦笑いをしていることだろう。他の野党は、そろって民主…

no13 お亡くなりになった利用者への追悼

最近、季節の移り変わりのせいなのかお亡くなりになる方が多い。入院された方が、急に様態が悪化して亡くなられる事がしばしばあり、そんなにも悪かったのか、それとも、別の要因なのか分からない事があります。利用者の体調がおかしい時は、早い目の受診を…

no12 難儀なお客様・・・文句の多い利用者様へ愛を込めて(ToT)/~~~

今日は、ケアマネとして、逆に利用者さんへ注文したいのです。ストレス発散のため、語る舌に衣を着せず、はっきりといわせて頂きましょう。●利用者の味方であるケアマネを敵視していませんか?性格が合わない、プライドが高いのが気に食わない、説明の仕方が…

no11痴呆症のお年よりは、何処で生きていけるのか?

本日、職場では、月始めの前月実績の確認作業を進めてゆく仕事が待っています。又、今月の更新予定の方のリストから、代行申請をお手伝いする作業も待っています。・・・それに加えて、前月訪問者の中で、経過記録や、連絡事項が処理できていない方の分の、事務作業…

No.10サービスの在り方と、自立の観点について(その3) Cさんの場合。

Cさんの場合。(病状と生活の経過)は、日中仕事に出ておられる息子さんとの二人暮しです。3年ほど前に、股関節の人口骨に取り替える手術をされ、手術が上手くいって、今では、杖にて、居室内の歩行が可能です。しかし、無理をすると疲れてしまわれます。…

No.8 サービスの在り方と、自立の観点について(その1)

今日は、改正案の中で批判されている、サービスと自立との関係に付いて、考えてみたいと思います。この問題に付いては、沢山の事例を参考にしつつ、実際のサービスがどのように、その人の生活に役立っているかを考えてゆきたいと思います。手始めに、今回は…

no7来年の介護保険改定を前にして。

ご存知のように、来年春(2006)からは、現在の介護保険が大きく変えられようとしています。改正の全貌はほぼ明らかになってきており、近々関係機関からの発表があるはずです。注目されていた、障害制度との整合性では、同一の制度にする事は持ち越しとなりま…

no6逃げ出したくとも逃げられない・・・私たちを助けて!?

苦しいときの自分を、丁度鏡の中で見詰めているようで、心苦しいけど、思い切って叫んで見ます!自分は、ケアマネやって、かれこれ5年になろうとしているけれど、いつも苦しさから逃げようとしていることに気が付きます。人の事を見つめ、考える事に疲れて…

No.5 居宅介護支援事業所の実態に迫る。

現実の、ケアマネ事業所が一体どうなっているのかを紹介します。前回も説明しているように、居宅介護支援のみの単独経営は、今の制度の下では不可能です。一人、月に約9000円の費用で、50人のお世話をしても45万円。其処から事業所の経費を差し引い…

No4 居宅介護支援の実態と、独立採算制。

今から、素直に、自分が属する事業所の素顔を描いて見ます。どうも、今まで3回の文章を読み返すと、自分が書きたかった事とはズレが出てきているようです。せっかっく、貴重な時間を裂いて文章を書き、読んでくださる方が居る・・・それならもっと、ストレ…

No3 居宅介護支援の独立採算制について3

さて、今日は、実際の民間事業所における居宅介護事業所の実態に迫って見ましょう。 1・上部団体が、医療的な団体では、当然病院との連携が中心になって、利用者の供給がなされております。当然、医療機関の流れに合わせたケアマネジメントが計画されており…

No.2居宅介護支援の独立採算制について2

介護保険のサービス導入において、軸となるのは、ケアプランを立てるケアマネを於く、居宅介護支援事業所です。介護保険は、当初の狙いとして、民間活力の導入を目論み、利用者には、多くの事業者の参入により、幅広い選択の幅を広げると言う狙いが在りまし…

No.1居宅介護支援の独立採算制について1

今日から、何回かの連載で、上のテーマにて、意見を論じて見ます。(介護保険での、ケアマネジャーの位置づけ。)平成12年から始まった、介護保険の中で、ケアマネジャー(今後略してケアマネとします。)は、制度の要として位置づけられ、様々な職域から…

no16困難ケースを語り合おう、そして、共感を!

先日、私が属する支店の地域のケアマネジャーが集まり、それぞれが持ちよった困難ケースに関する発表の研修会をしますた。開催に先立ち、一定のルールを確認しました。そのルールとは、○静かに話し手の発表を聞く、○批判をしない、○話が途切れたら、聞きたい…