10年の節目を噛み締めて。

被災した体験を持つ方々にとっては、辛い10年だったことでしょう。愛する家族を、友人を失った人の悲しみは、何処までも深い。6433人の命が失われた、この震災の記念日を、全ての日本人は今日一日、10年に渡る災害の爪後を偲んでいます。

都市型の地震の怖さを想い知らされたこの災害を、思うとき、この体験を無駄にしてはいけないと思います。こんなに辛く、悲しい経験を繰り返してはならないと考えます。

しかし、自然災害は、何時又、人々を襲うのか判らないのです。何処で、大災害が発生するかは予測することが出来ないのです。・・・だから、防災に対する備えを、今後しっかりと準備する必要が在ると思います。





今日一日、テレビの番組は、震災の特集を一日中放送しています。



悲しみを乗り越えて、一日一日、家族と、街の復興のために汗を流してきた、神戸の街。



この街の体験を、語り継ぐ必要があるのです。人々が助け合い、共に苦楽を分かち合いながら前に向かって生きてきた人々、この人々の街のことを、後世に伝えて言って欲しいと思います。