花は、水と太陽・空気がある限り、地球上のあらゆる所に咲き乱れる。
寒い季節のところにも、熱い季節のところにも植物は育つけれど、ある一定の温度以上になれば生きてはいけない。
しかし、咲いている花と言うものは、誰が見ていようが関係なく、その美しい姿を惜しげもなく見せてくれる。
分け隔てのない姿、好き嫌いを云わない花達、私は、こうした花の生き方に学ぶものが多いと考えます。
誰に見せるためでもなく、花は咲いています。
何時摘み取られるかもしれないけれど、それぞれの目的のために。
一日で萎んでしまう朝顔のような花もあれば、長い間花を咲かせているものもある。大きな花、小さな花、いろんな色の花・・・いろんな匂いを放つ花・・・
人間にとって花は、精神的な繋がりが強いように思います。
つかれた心に、花がそばに咲いていることにより、癒されることがある。
とげとげしい毎日にストレスを貯めた人間が、花を見ることにより、全ての疲れを忘れてうっとりと見とれてしまうような何かがある。
花自身は、別にお洒落も何もしません。
でも、彼に、咲いている姿は、人間の脳みそを生き返らせる何かがある。
花って、やっぱり、不思議です。へし折られて直ぐにぐしゃぐしゃにされるかもしれないけれど、人の心を捕らえて離さない美しさって何でしょうね?