災害について考えました。{/kaeru_love/}

17日の10年目の節目がもうすぐやってきます。6千人以上の方が亡くなり、何十万人もの人が被災した阪神大震災

自分は、奈良県に住んでおりましたので、大きな揺れを経験いたしましたが、被害といえるほどの経験ではありませんでした。



そのまま、トイレを出て、通勤をしたのですが、途中で電車はストップしてしまい、阿倍野からは、歩いて事務所まで歩いた事を覚えております。

その此れになって、漸く、事の重大さが伝わってきて、神戸で甚大な被害が出ている事を知りました。



悲劇的だったのは、その夜からの火災です。未だ、沢山の人々が建物の下敷きになっている可能性があるのに、火災が追い討ちをかけるように襲ってきたのです。

映像で映し出される、そこかしこの炎の傍らで、多くの方が逃げることが出来ずに亡くなられた・・・これは、肉親の方々にとっては、地獄のような炎であったと思います。助けようとしても、あまりの火災の威力と広範囲な炎上のため、どうする事も出来なかったのです。



思い出せば、沢山の悲しい出来事が起こりました。勿論、幸運にも逃げ出す事が出来た人もおられますが、肉親や、友人をこの震災により亡くされた方々にとっては、この10年の経過は、本当に辛いものであったと思います。



被災10年を前に思うことは、地震国日本で生きる自分たちが、今後、どういう心構えを持つ必要があるのかです。新聞、雑誌等で言われているように、災害に対する備えを十分にする必要があります。そして、いざ、非常時になったと気に、自分たちが如何行動するかをシュミレーションしておくことも必要だと思います。



改めて、亡くなられ多方々の、御冥福を祈ると共に、自分の家族や、職場の中で、備える事が出来る事を、基本から考え点検してゆきたいと思います。