何で、生放送が取りやめられるのか?{/hiyoko_cloud/}

NHKが、又勝手な変更をしている。

12日に本来予定されていた、ラグビーの日本選手権準々決勝の生放送を、全部取りやめて、録画の放送を深夜に放映すると言う変更をするそうである。これは、ラグビーファンにとっては寝耳に水の決定である。事の真相はこういう事らしい。



NHKと日本ラグビー協会の共催で、大会運営されているのだが、この両者の協定に含まれている約束を反故にして、選手のジャージーにスポンサー名を入れる契約をした、との事である。

具体的には、選手の胸元に”朝日新聞”というスポンサー名が入れられる事になっている、とのことである・・・これには、NHKとしては、敏感に反応せざるを得ない?らしい。



昨今の報道姿勢をめぐる政治家との事前説明問題に敏感になっている時、事もあろうに、”朝日新聞”の宣伝マークを入れたジャージーを北選手がラグビーの試合で走り回り、此れをNHKが報道する事は、嫌だ、と言っているのである。こんな、子供じみた言い分で、生放送の予定を取りやめると言うやり方は、手前勝手も良いところではないのか?ラグビー協会は、こうした取り決めを事前にNHKへ報告していないことは、確かに契約上は落ち度があるかもしれない。しかし、此れを理由として生放送の直前になって放送取止めを行う事は、視聴者無視も甚だしいと思う。・・・裏に、どうも朝日新聞への敵視がこめられている、と懸念するのは自然なことである。



スポーツの放送で、こうしたスポンサーのマークが入っているユニホームをつける選手の姿は現在では何も珍しい事ではない筈だ。ラグビーの試合で、今回此れをやるから、試合中継は止める、と言うのでは、NHKの言い分は、大多数のスポーツファンからはブーイングが起こることは必死である。

ましてや、当日の試合を楽しみにしているトヨタ自動車早稲田大学関係のファンにとっては到底納得できない中止理由ではないのか?この落胆の、ツケは大きい事をNHKの担当者は知るべきである。



今回、深夜に録画放送をやるとの事で、ファンからの非難を交わそうとしているが、今回のようなやり方に対しては、多くのファンからの苦情がNHKへ届けられる事態となることと思う。