今度の日曜日は、競馬はオークス（牝馬三歳の２４００Ｍ） です。牝馬クラシック第２段のこのレースで、注目は、福永騎手が騎乗するシーザリオです。桜花賞では、タイム差なしの２着でその実力は証明されており、距離が長くなっても心配は無いでしょう。興味は、騎手の福永君が、三冠目指して、今度も１着を仕留められるかどうか?が興味深々です。勿論、応援はするし、シーザリオの馬券も少し買いますが、人気ですので配当的には面白味は有りません。あくまでも、興味は福永の騎乗と、シーザリオの走り方がどんなものになるのか楽しみです。今年は、既に、牝馬で、Ｇ１を２勝し、このオークスも乗り慣れた本命馬に騎乗のチャンスが与えられたのです。
ふへい馬は、沢山居りますが、やはり何と行っても、武豊が載るエアメサイアが怖い。桜花賞は伸び悩んで４着に終わっているが、東京競馬場の広い直線になって、彼女の血統が騒ぐかもしれない。やっぱりサンデーは、ここと云うＧ１で地力を発揮する事がある。おまけに屋根が豊なら、上手く能力が引き出されることは想像できる。
もう一頭、ディアデラノビアが要注意。騎手はデザーモらしいが、同じ東京のレースフローラステークスの勝ち方が良かった。こんどは４００Ｍ伸びるが、上手く直線まで辛抱できれば、その末足の爆発力は魅力だ。もう一頭敢えて挙げるなら、同じ５枠の１０番、ライラプスが面白い。東京の１８００で２勝しており、穴馬としては買ってみたい。
まとめとして、今度のオークスは、シーザリオがどんな勝ち方をして、秋のＧ１へ向かうのかと云うことと、福永が、今年の牝馬クラシックで、何処まで勝ち鞍を挙げて其の実力を確立するのか?にあると思います。
武豊という世界のスーパースターに人気が流れがちではあるが、どっこい、関西の２世騎手として、立派に実力を付けてゆくのか?興味が尽きない。落馬負傷で騎手の仕事を絶たれたお父さんの分まで、今後も元気で活躍してもらいたい。・・・何故か、応援の意味を込めて、福永の馬券を買い続ける私です。時には家人から注意されることがあります。「福永の馬券を買うだけなら、予想する必要ないでしょ?」確かに、其のとうり。それは、自立した投票と云うよりも、応援投票のようなものかもしれない。・・・以前、２０年以上前に、負傷した福永陽一が、リハビリを懸命にして、家族の応援と支援のもと、何とかもう一度馬に乗ろうと自らの動かない体にむちを打っている姿を見て、何故か感動した事があるのです。因みに、其の頃、現在の福永は、未だよちよち歩きの子供でした。・・・こんな生活環境の中で育った彼が、突然、「俺も、騎手になる、競馬学校へ行く」と決意した時は、お母さんも大反対されたようです。しかし、その後２０年の歳月が経ち、立派に息子は一流のレベルにならんとする位置にまで、自らの”騎手道”を進んできた。此れからが、超１流になれるかどうかの戦いになるのです。
何年か前に、落馬により、大きな怪我も経験し、一回り人間としても成長した。
次ぎは、親父の領域を超えるまでの大騎手目指して頑張って欲しい。
