プロ野球後半戦を占ってみると・・・燃えよ阪神・中日!

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オールスターまでに、首位阪神は、5ゲームの差をつけて折り返した。これは、前回の阪神優勝時のペースに次ぐ早い独走態勢といわれている。しかし、本当に、今年は阪神が優勝するのかどうか?並み居る阪神ファンのブーイングを覚悟して、意見を発信させてもらいます。



首位阪神は、投手の防衛率においても中日を上回っており、先発投手陣の安定と、抑えのストッパーが強力である事も、接戦での勝ちを確保する要因となっている。藤川、ウィリアムス、久保田など、リレーするそれぞれの投手が持ち味を十分出した内容と、成績を上げてきたから、前半戦の好成績に繋がったといえるでしょう。

この戦力を見る限り、例年の”夏に弱い阪神”は在り得ないと判断されることも”むべなるかな”です。しかし、夏の高校野球が始まるこの季節、選手自体も”ばてて来る時期”です。今までの無理がたたって、チームの成績が急降下する?こういった結果が全く在り得ないこととは云えないでしょう。問題は、チームが安定して勝ち進むペースを、オールスター以降も継続できるのかどうかにかかっています。もし、同一チームに3連敗・・・?というようなケースが起こるようだと、この先チームが一気に下降して連敗することも、全く在り得ないとは云えない。

ここまで、阪神は、3連敗というのが、確か?無かったと思います。この成績は立派です。そして、連続9カード?の勝ち越しに見られるように、本当に安定したゲーム内容を誇っているのが、今年の阪神のチームです。



この調子が、暑い8月にかけても、そこそこ崩れない状態ならば、やはり、阪神の優勝は動かない、と結論付けられますが、もし、何かの悪条件が重なり、連敗を余儀なくされるような事態になれば、首位からの転落、という事態がありえると思うのです。



2位の中日も、前半戦終了間際に、7連勝をして、首位阪神に遅れまいと猛スパートを始めています。このまま楽に、阪神に逃げ切られては、セリーグの試合の面白みが無い。ぜひとも、中日の追い上げを期待しい。取り分け、打線の要となる、ウッズと福留の本領を発揮して、決定力のある打撃陣の活躍を期待します。



後は、巨人ですが、こんなにぼろぼろになる巨人を誰が予想したでしょう?

大方のプロ野球専門家の予想では、堀内巨人が、優勝するだろうと言ってたのを忘れもしません。ところが、ふたを開ければ、まず投手陣の不甲斐無い打たれ方。幾ら味方が点を入れても、後半の抑え投手がバンバン打たれる、・・・外人選手を入れても入れても活躍してくれない。・・・巨人の負け試合を見ていると、湯水のように投入した助っ人の獲得に要した費用が、成果を上げずに期待はずれに終わる。・・・こんな悪い結果が、絵に描いたように繰り広げられたのが、今年の巨人。トレード失敗に話は行き着いてしまうが、誰がその責任を負うのか、よく判らない。早くも、来年の次の監督は誰になるのかといった話が、持ち上がっていて、堀内さんには、もっと最後まで、全力投球させてやりたい気持ちになります。



横浜、広島、ヤクルトは、ともに、今年のリーグを制するには、力不足だということは、誰も疑いを持たないだろうと思います。逆にみれば、こうしたチームに、阪神・中日が苦戦するようだと、それは、優勝から遠のいてしまう要因となることが言えるでしょう。ですから、両チームが、如何に”お得意さんの3チーム”に競り勝ちながら、直接対決での勝負の分かれ目に対して貪欲に力を注げるかにかかっています。



最後に、確立として、<6対4で、阪神有利>の予想をしますが、まだまだヤマ場は8月の暑い夏を注目したいということです。

8月も、このままセーフティーリードを保つ勢いが阪神に備わっておれば、これは問題なく阪神の圧勝まであると思いますが、先ほど述べた、下位チームでの対戦で取りこぼしが続くようだと、まだまだ今後、どんな展開になるのか予断を許さない、と思います。



とにかく、この暑い夏、セリーグを面白くするのは、首位阪神と、追撃する中日の熱い戦いであると思うのです。両チーム、どちらも負けるな!良い試合を見せて欲しい。