ブッシュ政権の戦争政策に反対する運動が広がっている。

シンディ・シーハンさんの息子さんは、昨年、イラクへ派兵されて戦死しました。米国は、戦争で無くなった兵士を国家のために殉職した人物として勲章を与え、"名誉ある戦死"として持ち上げていますが、シーハンさんは我慢がなりません。



シーハンさんは、ブッシュ大統領との面談を希望して、ブッシュ邸近くでハンガーストライキを継続中とのことです。直接面談して、ブッシュに息子の死について問い質したいというのが、彼女の真意です。

今、全米で、彼女の勇気ある行動に対して、賛同する人たちの運動が始まっているという事です。



イラク戦争では、米軍は、1861人の死者を出しています。

取り分け、フセイン政権を打倒してからの、都市ゲリラに手を焼いています。



きっと、今後も、米軍の犠牲者は増えることでしょう。



しかし、大事な事実は、米軍の何倍ものイラクの民衆が戦争の犠牲となっていることです。

泥沼の戦争から抜けられない現在の状況の中で、何時になれば、米軍はイラクから手を引くのでしょうか?



じっくりと、シーハンさんの訴えに、米国民は耳を傾けるべきだと思います。



そして、早期の戦争終結を促すべきです。