元気な高遠さんの話を聞いてきました。

武装勢力による拉致、緊張、開放、帰国・・・色々あって、内面的な苦労が沢山あった彼女ですが、今日叉、元気に活動再開されていることを目の当たりにしました。・・・世界の、様々な地域に赴いて、人々と事件の現場を訪れ、事実を取材しながら、彼女のもたらす情報を聞く機会を得ました。・・・かってのか細いイメージは無くなり、活動的で精力的な話し振りを聞き、逞しくも思いました。



本日参加した集会名は、”市民と学生が作る「平和のための後援会」”で、大阪豊中の阪大キャンパスにて開催され、約580人が集まりました。

僕が参加できたのは、新聞の小さな集会広告から知っての事です。偶然13日に高遠さん達の話が聞けることを知り、是非参加しようと思ったのです。

彼女が、日本に帰られてからの軌跡が良く分からず、確かマスコミの話で講演会などもされている噂は聞きましたが、此れまで話などを聞く機会を持つ事が出来なかったのです。しかし、今回、こうして、実際に彼女の話を聞き、改めて、「しっかりした人なんだ」と確信しました。



第一に、話方が、凄い早口ではっきりと的確に筋道を通して話をされていることに驚きを受けました。・・・勝手に思いこんでいた高遠さんの話法として、か細く、ぼそぼそと遠慮がちに話をする人だろう?と勝手に思いこんでいましたが、実際に話を聞いてみると、どんどん勢力的に話を展開されて、聞く者をぐいぐい引き寄せるような・・・そんな話っぷりにいやおうなく会話の中に引き寄せられてしまいました。 彼女は、もはや、拉致されて傷付いて下を向いているボランティア志望の女性ではなく、骨の芯が通ったプロの平和活動家、と言ったほうが的確と思えるコメンテーターとして目の前に立って居られ情報を提供されてました。



約90ぷかんの彼女の話には、沢山の情報があり、とても、このブログだけでは伝えられないものですが、叉、ダイアリー(gooのホームページ)などでも少しずつ紹介してゆく心算です。ここでは、彼女のパンフレットに書かれている、メッセージを紹介しておきたいと思います。



『私にはお伝えしたいことがあります。それは、報道の見えない壁の向こうでイラクでは何が起きていたか、ということです。私は、「事実」を持っていきます。敢えて、「真実」とは云いません。色々な事実を「戦争と平和」を考える材料にして戴ければと思っています。どちらが残酷か、叉は善悪の判断をするのではなくて、人間として自分は何をすべきなのかを考えるきっかけとして頂ければと思います。』なかなか、味わい深い言葉ではないでしょうか?



なお、彼女の活動を紹介するサイトとして、下記のサイトが紹介されていますので、詳しいことを知ろうと思う方は、見て下さるよう呼びかけます。

なかなか、マスコミの中では知らされない事実の報道が、彼女達の活動では発信されて居ります。・・・特に、イラク戦争の、事実が、語られていると思いますので、是非耳を傾けて頂きたいです。



米軍がイラクで殺害した、4万から、10万人と言われている犠牲者達の殆どは、民間の一般人です。米軍の死亡者はたかだか2000人です。その何十倍もの人々が罪も無く無残に殺され踏み潰されているという事実が、現実の報道では殆ど知らされていないことを知るべきなのです。



イラクホープダイアリー