３０００万円の武部幹事長次男に対する送金問題で、肝心の追求する側の民主党が腰砕けになっている。送金指示のメールを公開したはずなのに、実は此れの信憑性が薄い？という事を民主党自らが認めざるを得なくなっている。・・・一体何を遣ってるのと言いたくなります。
此れでは、与党の自民党は逆襲に転じて、民主党の責任者を責任取らせろと騒ぎ出すにちがいない。そもそも、堀江モンと武部幹事長の蜜月関係は可也の深い関係として存在していたし、だからこそ選挙時に『我が息子の、堀江君を宜しく！』とまで云って応援したことは承知のことです。
黒幕を暴いて、金の流れを指摘するなら、もう少し確証を掴んでから動き出してもらいたいものです。不確実なメールを取り上げて見ても、事実が証明できないような”ねた”では自らの墓穴を掘るだけのことだと思います。
今回、民主党の永田議員は、腰砕けの質問の後は、とんずらをして辞職まで伺いをたてていると云う。一体何の為に国会にて質問をし、政府や小泉首相を追及しているのか訳が判っていない。
今回の民主党の不手際は、マスコミに叩かれるまでもなく、あまりにもお粗末過ぎると思う。確証の無い情報を、さも確立が高い事実であるかのように取り上げて見ても、誰も相手にされない。事実ならば、それが否定できぬ事実であることの照明がなければ世間を納得させられない。
ここまでのバトルに関する限り、自民党の方が勝である。民主党は、勇み足で負けです。
次に、逆転する情報が出ないならば、早目に撤退する方が良い。・・・しかし、指導部の信用はがた落ちです。勝ち目の無い論争をしかけたのは民主党であり、そう云う戦い方を認めた指導部の責任は免れません。
やれやれ、野党第１党が此れでは、思いやられます。
前原代表は、若さを売ることは出来ても、今回のような不手際が重なると其の指導力も疑問視されざるを得ないでしょう。
ライブドア事件の真相が解き明かされ、上場廃止も時間の問題となっている時に、政治家への金の流れが若しあったならば、これは大スキャンダルとなります。
まだまだ、武部ファミリーの疑いが晴れた訳ではありませんが、もう少しきちんとした「詰め方」をして頂きたいと苦情を申し立てたい気持ちです。
民主党さん、将棋の詰め方と其の基本を学ばれたら如何でしょうか？羽生さんを講師として、学習会でも遣ったら如何ですか？
