盲導犬に負けている?わが国の外交政策。

日中友好盲導犬プロジェクト』をご存知でしょうか?4月20日、東京都内にて、盲導犬の普及・育成に関する協力合意書が結ばれ、スタートしたんです。



中国では、盲導犬というものが今まで存在していなかったそうである。犬に関する認知度も低く公共の建物などで犬が入れない建物が未だ多く存在する。

しかし、中国の視覚障害者数は実に877万人と言われており、今後盲導犬が果たしてゆける役割は大きい事が始めて話し合われ、日本の盲導犬教育法が取り入れられることとなった。

日中友好盲導犬プロジェクト』では、盲導犬が社会的に受け入れられる制度作り、盲導犬の育成機構の設立、等において日本の協力が約束され、この6月には日本の訓練師派遣、ユーザーの派遣を通して盲導犬のデモンストレーションを行うこととなっている。

北京でのパラリンピック開催などを通して、もっと盲導犬の普及をしてゆきたいと希望を膨らませているが、この日中共同普及プロジェクトが成功すれば、視覚障害者にとっては大きな恵みとなる。日本と中国の友好が、こうした”ワンちゃん外交”により前進するとすれば、大いに喜ばしいことだと思う。



昨今、小泉外交により、日中関係は、冷え切っている。人間は、頭の良い生き物であるはずであるが、意外と頑固な人たちがいるために何時まで経っても両国の友好関係がギクシャクしている。

ひとまず、盲導犬の活躍を通して、日本の悪いイメージを払拭して欲しいと願うのは、私だけではあるまい。

頼むで”ワンちゃん”。ここは”あんた”が主役です。



しかし、盲導犬手、何時見ても、可愛い顔していますね?



http://www.moudouken.net/partner/index.html