第133回天皇賞を占う。

単勝人気、1・2倍は予想された人気だ。3冠馬でありたった一度の2着しかない、この天才馬にけちの付けようは無い。・・・しかしー4?438キロのディープインパクトに負ける可能性を見ているのは少数である。支持率69%を越える単勝人気の背景には紛れの無い実績が輝いている。しかし、競馬には絶対は無い。!



もし、ディープが負けるとすれば、

1・レースで直線にかけての勢いが不足し、指しとどかない場合・・・之は、前に戦う逃げ馬に有利な流れとなり先行する馬が勝ち残る展開となった場合である。

このレースの場合、イングランディーレが逃げ残ってまんまと2年前に勝った事が思い出される。しかし、今回はディープがいるからそうやすやすと逃走を成功させることは出来ないだろう。むしろ、好位置で折り合って、直線伸びるステイヤーが怖い。

2・今回、ディープの調子が如何なのか?調教で遅れた事に現れているように、以前のように”むき”になって走るような様子が見られないことだ。之を馬が大人になった、と評価するむきもあるが、果たして如何なのか?

今度の天皇賞は、古馬になっても並外れた実力を発揮してゆくのかどうかを占う大事なG1レースとなる。暮の有馬記念では、2着に破れたが、今度は名誉挽回するのか?はたまた、新しいステイヤーの登場を許すのか?



以上の検討を総合して、14番のアイホッパーに魅力を感じます。

前回の阪神賞典では不発でしたが、3ヶ月の休養調整を通じて馬は元気になったと思います。長距離実績と、京都の実績からここは好走すると見ます。鞍上も福永騎手を迎えて戦闘体制万全です。

従って、結論として、14を中心に、2・7・11、それに人気薄の16番も加えて、3連単を流してみたいと思います。



毎度、当たらない予想をして恐縮しますが、大本命が敗れる予想をしてみました。・・・今年G1で、一つぐらいは当ててみたいのですが・・・