アメリカの小中学校から、コカ・コーラが無くなる?

アメリカといえば、コカ・コーラの発祥地。ところが、最近の肥満問題から、コカ・コーラなど加糖飲料の規制が行なわれることとなった。コーラの販売全面停止へ 米小中学校、肥満増加で (共同通信) - goo ニュース

生徒達は、今まで休憩時間などに各学内外に設置されている販売機などから何時でも好きなだけ飲料用飲み物を購入する事が出来たが、今回、一斉に規制をすることとなった。勿論、一歩校外に出れば、何処でも購入は可能だが、事学内に限り販売を規制する事により、生徒たちの加糖飲料水の常用を防ごうというもの。



之には、最近の肥満問題と絡んでいる。食生活における飲みものの関係から、肥え過ぎの原因としてコーラなどが要因となっている事実を問題視し、学校の中からそうした飲み物を取り払うことにより、本当に必要な飲み物だけを校内にて取り扱うこととなる。

こうした方針が取られることにより、肥満指数の改善をはかり、肥満化の歯止めをしてゆきたいというのが米国教育界の一致した取り組みとなる。



確かに、ハンバーガーや高カロリー食が氾濫し、飲み物についても、甘すぎる加糖飲料の人気が高い。その代表たるコカ・コーラの販売が、少なくとも学校内から追い出すことにより、どれかけの効果が現れるのか注目される措置である。



偶には、こうしたものを飲みたくなる気持ちは分かるが、常にそれが水分として飲まれる事による糖分の取りすぎは、育ち盛りの青少年にとっては害悪となる。

この措置は3年間の限定措置らしいが、効果が上がれば、それ以降の延長も視野に要れて実施して頂きたいものだ。