保釈金、村上被告のお値段は?上には上がいる!

村上被告が、拘置所を出た。・・・勿論破格の保釈金を積んでである。金5億円。・・・之は、普通の庶民なら到底支払うことが出来ないお金で在るが、村上被告は小切手で支払ったと言う。堀江被告の場合3億円だと言うから、検察の評価は村上被告の資産を堀江被告異常に認定していることになるのか。・・・しかし、過去にまだその数倍の保釈金を支払って娑婆に出た男がいるから驚きである。



牛肉の詐欺で起訴された、1審実刑の食肉大手「ハンナン」元会長浅田満被告(67)=控訴中=に対する20億の保釈金が、今までの過去額だそうだ。

ここまでの金額になると、ちょっと訳が分からなくなる。

之だけの保釈金は、確かに国家にとっては臨時収入として望ましいことかも知れないけれど、まだ刑が確定もしていない被告にとっては膨大な支出になる。

文句も言わずに、之だけのお金を「ポン」と出せること自体、本来ならば有り得ない事に思える。検察の方も、おそらく被告の足元を見て、払える資産を有する者については、とんでもない保釈金額を算定するものだと感心してしまう。



けちな輩なら、保証金の不当な吹っかけに抗議して、保釈を拒否する者が出ても不思議でない。「そんなもったいないお金を出すくらいなら、何日でもただで拘置所に居座って遣る!拘置所は、タダだからな!」」こんな捨て台詞をして、保釈金の支払いを拒否する者が出たなら、世間は逆にその根性に対して拍手を送ることになるかも知れない。



過去の保釈金についてあげておくと、トップのハンナンの社長浅田に次いで多いのが、資産隠し事件の末野興産元社長らの15億円が第2位だということです。

また、意外なのが、証券取引法違反罪で有罪が確定した堤義明元コクド会長は1億円だった。・・・之は、逆に少ないんじゃないの?と思わせる金額です。果たして、保釈金の算定がどういう計算でされているのか?庶民には見えません。

雲の上の金額算定とは言え、我々にはため息の出るようなお金です。



まあ、どうせ汚く儲けたお金なら、きちんと国家に納税して頂くことは、財政難の日本国家としては譲れない請求であるとも言えます。



村上氏にとって、散々儲けた中からの5億円。それほど惜しいお金ではないのかもしれません。