両校の優勝をさせて遣りたいくらいの試合でした。

壮絶な試合でした。がっぷりく見合った駒大苫小牧早稲田実業がどちらも決定打を許さず、あれよあれよで15回、結局引き分け再試合となった。

・・・この試合は、見た人はみな分かるはずですが、持てる力をしっかり出して、どちらが勝者となってもおかしくない1点を争う試合となった。

ランナーは2塁、3塁まで出すのですが、そこからがお互いの投手が踏ん張りことごとくチャンスを潰してゆきます。

・・・特に早稲田実業の2アウト満塁の時は、一打さよならの場面で、緊張した場面でしたが、苫小牧の田中投手がしっかり早稲田の打者を押さえました。





どちらもここと云うときに決定打が打てず、再試合となったんですが、両校の優勝をさせて遣りたいくらいの試合でした。・・・15回にて、規定により、明日の再試合となりましたが、之だけの良い試合を繰り広げて見せてくれた両校の試合には心から拍手を送りたいと思う。



早稲田のピッチャーもよく一人で15回を投げ切ったと思う。最終回の場面では147キロの表示も出ていた。最後の場面で、よく之だけの力が出せると感心しました。



最近のプロ野球、とりわけセリーグの試合を見ていると、気のぬけたような試合をしている事をよく見ますが、この高校生のはつらつとした熱戦を見て気持ちをもう一度入れ替えて欲しいと思う。

野球に対する熱意と努力が怠ると、試合を見ている者に感動を与える事が出来ないのです。プロのスポーツマンとして、反省をしていただきたいと思う。



初々しい高校生の野球は、明日もう一度決勝戦が行なわれる。