嘉田同好会応援団よりの提言。

★全国で、女性知事が増えていることは喜ばしい。

有権者の半数は、当たり前のことだが女性だ。その女性が、政治の分野で活躍をすることは何ら可笑しい事ではない。むしろ、まだ少なすぎる。全国の知事の半数が女性になっても不思議でないし、国政選挙などでもそれは同じことが言える。・・・もし、今後何十年語って、日本の政治地図において女性が半数を占めるような情勢になれば、それが本当の意味で「男女同権」の政治社会になった証拠なのではないか?



だから、まだ数えるほどの女性知事たちが、それぞれの特性を生かして活躍されていることは、素晴しい事であり、当然のことだと思う。

男性として、女性がどんどん発言し、能力のある人が政治をリードしてゆくことは何も忌まわしいことと思う必要なないはず。・・・というのも、世間にはまだまだ女性の指導者としての登場を、由としない人達が沢山居るからです。そういう頭でっかちで、「男性中心主義」の輩を変えてゆくのは大変ですが、少なくとも無害な形に変えてゆく必要は大いにあります。



単に、女性が数としてどんどん政治などの分野に進出すればそれだけで満足だとしたくない。確かに、数の上での平等も必要だが、問題は考え方の中身にある。



★戦後61年、これだけ日本が昔に比べれば開かれた社会になったことは素直に喜ぶべきかもしれないが、一方では格差社会がどんどん若い人の上に圧し掛かり、若者にあるべき好奇心や新しいものに挑戦する気力を削いできていることを憂慮する。このまま、社会における格差が増大すれば、ますます日本はおかしくなる!?

資産や、お金を持つものが優位に立てる仕組みだけが強化されて、まじめに努力する若者たちを育てることに失敗すれば、・・・これは社会の大きな損失となり、未来の展望は暗いと言わざるを得ない。



滋賀県の嘉田知事が、自民党地方議員たちの攻撃の的となり、議会で苦戦しているという。先日の栗東市保守系市長の当選で、新幹線推進派は勢いを増す情勢にあるという。

しかし、私は、嘉田知事の知性に期待したい。地元の土建業者や、新駅賛成派の様々な恫喝に対してひるむことなく「もったいない」政治の撲滅に邁進して欲しいと祈っている。

6月の滋賀県知事選で、嘉田さんが当選したのは、忌まわしい政治やたちの駆け引きから影響されない、新鮮な「環境学者」としての理念を滋賀県民に示し、支持されたからだと考えます。彼女は、学者の位置で現代の環境に対する提言を続けるだけではなく、実際に政治の中に入って環境を改善する道を選んだのです。

地方の保守政治やたちが罵詈雑言を投げかけても、相手にする必要はないと思います。

ひたすら、無駄な予算出費を否定して、それを健全な福祉社会、あるべき環境行政にむけて振り返る政策を進めていただきたいと思います。



きっと、今後も嘉田さんは様々な難関にぶち当たることでしょう。

でも、大丈夫です。あなたには、沢山の良心ある県民と、全国の「嘉田同好会」?があるから・・・今後も、同好会の応援団一員として?あなたを応援してゆく心算です。



★先日の新聞記事には・・・、あなたの父上(渡辺康雄さん)が埼玉県本庄市で長く市議を勤められていたこと、お姉さんの明堂純子さんも現役の市議であること、小さいころから政治を地下に感じながら育たれた家庭環境であることを知りました。また、性格としておとなしい目立たない側面一度こうだと決めたなら誰に反対されようと自らの意志を貫く強さがあったことなど興味深く読ませていただきました。

少々の嫌がらせを受けても、そんなことには動じず知事としての職務に邁進していただきたいと思う。

嘉田さんをサポートする、沢山の応援団が全国に控えていることを知って頂ければ?もっともっと勇気を倍増して御活躍をしていただけるのではと願うのです。



『嘉田同好会』応援団員。のーむ