朝顔の種まきを始めました。

今日は憲法記念日でしたが、どうしても遣ってしまいたいことがありました。・・・それは、朝顔の種を植えてしまうことです。絶好の好転に恵まれ、20ケースのプランタンに種を全て植え付けました。



今回は、種類の違った種や、一昨年の種などを沢山植えてみました。どれだけ芽が出るのか気になるところですが、2・3センチの芽が伸びたら、正式に植え付けをします。

今年は、去年よりも植え付けの時期をじっくり待ちました。・・・と言うのも、昨年は4月の始めには、もう待ちきれずに植え付けを始めたものもあったのです。しかし、結果的には花を咲く時期はそれほど早く咲いたわけではありませんでした。

やはり、花を咲かせるには一定の温度上昇と太陽の光が必要です。したがって、あまり速すぎる植え付けをしたとしても、結果的には朝顔の生長には良い結果を与えないと言うことです。

幾ら早くに芽を出したとしても、花を咲かせる条件が整わない限り、やはり開花は遅れるからです。



そういう体験をしていますから、今年は、5月には居るまで、じっくり植え付けを待ちました。今日、3日、種植えには絶好の好転に恵まれたので、一気に朝顔を植えることにしました。



・・・毎年思うのですが、朝顔の種上をするとき、心が洗われるような気持ちになります。この1年、朝顔たちがどういう花を咲かせてくれるのか?また、どんな昆虫たちがこの朝顔のところに遣ってきて生息するのか?・・・朝顔にまつわる、様々なことを思いながら、ひたすら種を植えてゆきました。



小さな黒い種から芽が土の中を伸びて、「にょき」と芽が出たときの喜びは、何とも言えないものです。どんな人間であろうと分け隔てはありません。大事なことは、毎日朝きっちりと水を遣り、太陽の光を浴び続けることが出来るなら、必ず芽は育ちます。

朝顔は、植えられる人に関係なく、条件の整うところで花を咲かせることになるのです。道端や、原っぱの中でも人知れず花を咲かせているのです。



朝顔の魅力は、そうした力強い生命力と、様々な色合いの可愛らしい花が毎朝咲き続ける事にあり、早朝綺麗に咲き誇っていても、お昼前にはもう熱で萎んでしまうほどの弱弱しい花です。

限られた、僅かな時間に咲いている朝顔を見ることにより、人間の心は癒されます。・・・もちろん、花は人間に関係なく咲き続けて萎れていきますが、その花のけなげな姿を見ることにより、人間の心にやさしさを与えてくれるのが不思議です。

今年は、どんなやさしさを受けることができるのでしょうか?



いよいよ、今年も、朝顔の季節到来です。