・・・それから、朝顔とバッタたちのこと。

no-mu2008-11-03

今日は、気軽に書いてみようと思う。
ベランダの朝顔の片づけをしていたら、まだ蕾をつけているいくつかの蔓を見つけた。

「これは咲かせてやらねば、必ず咲かせてやろう」と意気込んでしまいました。
しかし、季節は確実に暖かい日差しから遠ざかっており、
蕾の膨らみはいつになるのやら・・・
でも、毎日水をやりながら、少しずつ大きさを増していることを眺めながら、
「頑張りや、もうちょっとで花が咲くから・・・」と声にならない声をかけている自分がいる。

それから、今朝のことですが一匹のショウリョウバッタがしがみついている姿を見つけました。
よく見てみるとぱくぱくと花をおいしそうに食べているのです。
・・・もう季節は待ったなしでも、自然の生命はしっかり最後まで全うしているんです。
「うまいか?ようけ食べてや」
彼から応答はないが、ただむしゃむしゃ食べ続けている姿がありました。

昨日、夕刻の闇が深まる時間に三日月が上がっているのを見つけました。
味わい深い、月でした。
夕刻の深まりで空の色が深いブルーに染まる色が素敵です。

今日の気温は、昨日よりも肌寒く外気で約16度でした。

太陽さんもまだ顔を見せる事がないので、日中の温度が上がりそうにありません。

昨日は、天皇賞の場外馬券を買いに行ったついでに、コスモスの花が咲いているのを見つけました。こんな街の中で花を見つけるとほっとしますね。

それから、街を散策していると、早くも来月の季節の主役を担うトナカイが飾られているツリーを発見しました。夜はきっとライトが点滅するのでしょうね。

我が家の家族のことですが、久しぶりに今日はみんなお休みを取らせて頂いている。
これは珍しいことです。・・・私の方は、だいたい土曜日曜は休みでごろごろしていますが、
嫁さんの方は土曜日祝日出勤が多い。年間に計算すれば、相当な労働超過です。
・・・働き者の妻と、ごろごろが好きな夫・・・こんな調子ですから彼女にはいつも尊敬の念を抱いています。

よく世間ではパラサイト家族と称されて問題になっている。
子供たちが大人になっても、いつまでも親と一緒に暮らしていて、自立しないことを指しているが、我が家の息子たちも一向に旅立ちの気配がない。
むしろ、この家が彼らの活動基地として定着しているようにも思える。・・・高額の部屋代を請求されることもないし、自分で衣食住のやりくりを賄う必要もない。腹が減れば、温かい食事が用意されて十分ではなくとも誰にも邪魔されない自分の部屋が用意されている。・・・こうした環境は、彼らにとっては快適な環境でないとしても安全な住処であることは確かです。
とうに二十歳を過ぎ、一人暮らしをしていても不思議ない年齢ですが、このまま居座り続けることがどうなのか?親としては少し心配です。

黙って見守っていれば、やがて飛び立つのかもしれないし、その時は自分で決められるのかもしれない。
自然界では、その時が来れば親は子供を巣から追い出して旅立たせるための促しをする。
しかし人間はどうか?親としては、必要な時期が来れば彼らの背中を押してやることが必要だと思っている。ただ、その時がいつなのか?
毎日、そんなことを思いながら、息子たちの姿を見守っています。
言葉で会話することは、だんだん少なくなるけれど、大事な場面での言葉かけは、きっちりしていきたいと思う。
「親の方の子離れは、とっくに準備完了ですよ」
心の奥からこんな声が湧き出しているようですが・・・