告白(1)

突然に済みません。
此は、自分自身が(個人的に)明らかにしたいことですが、私だけの問題とは思われず、こうして公開することにします。たまたま文章を読んで、何か感じられたことやご意見有りましたら、いつでもコメントをして下さい。
宜しくお願いします。

実は、私の中に、自分自身ではセーブ不可能な情念の存在を確認し、それが何かいろいろ日常茶飯事で問題が起こると、まるで生き物の様に活動し出すことを知っているのです。

確認1:今日のたった先ほどのことですが、いきなり大声で夢の中の誰かさんととっくみあいを始めている自分が居ます。
事の始まりはどうと云うこともない些細なコミュニュケーションダメージがあったんですが、それは省力します。とにかく相手に対する強い憤りを感じて、大声を出して詰め寄っている自分が居ました。
夢の中でもめ事を起こしているのだから、多分そうした同じようなことが現実にあったのかな?又は見聞きしたとか体験したとか?今いろいろ考えても、直接的には思い当たりません。
でも、多分そのような抑え込まれた感情が存在していたのではないかと今考えています。

確認2:年間、何度かこうした夢の中でうなされたり大声を上げたり、壁を叩いたりする行動を取ることがあります。
一度や二度、横で寝ている奧さんの体にけりを入れている自分が居ました!?(幸い、けがをさせる様な事態にはなっていませんが)こうしたことが何度か有るので、奧さんも、寝るときは大概背中を見せて寝ておられます。
・・・こうした行為をするとき、自分は大声や自分の手足が普通でない動きをした後で、始めて我に返り、自分で自分を驚いてみている始末です。
 きっと、こうしたことが頻繁に起こってきたら、私は何らかの専門的な治療をしなければならないと思っていますが、今のところこうした現象は、何らかの精神的なストレスが高まったときに現れているのではないか?と思われるのです。

確認3:どちらかというと、自分は日常生活で自分の思いや感情をストレートに発散出来づらい部類の性格です。
「それはいやだ」とか、「そんなことはやめてくれ!」だとか自分の思いを相手に伝えることが、極めてへたくそです。直球で、物事を云うのが苦手なのです。
だから、大概は、自分で勝手に辛抱して、その場その場を切り抜け納めていることが多い。しかし、どうにも我慢がならないときは、思いっきり自分の思いをぶちまけてしまうことになります。

 一度、通勤電車内でこんな事がありました。自分の前に立っている人が、くさい息をどんどん自分の顔に吹きかけるので、顔を背けてその人に注意を促しました。
ところが相手は、私の思いに気づかず、どんどん鼻息を私の顔に吹きかけ、まるで自分に被さる様に顔を近づけてきたことがありました。
(此が、若い娘さんであったなら、私の感情は違ったものになっていたかも知れませんが? 半分酔っぱらっている様な男なので気分の良いものではありません。
暫くして、我慢が出来ずに、いきなり私は相手の襟首につかみかかり「てめえの息が我慢ならんのや!何度我慢すれば判るか?俺をなめとんのか?」・・・等々相手に詰め寄り怒鳴っている自分が居ました。

 車内は結構満員状態なので、始まった騒動にびっくりして見守っている人が殆どでしたが、一人のおじさんが中に割っては入り、「相手もあやまっとんのやし、もうええやろ、此処で止めとき!」と忠告してくれました。それで、自分も一定のセーブが出来、自分の感情の暴走をストップさせることが出来たのです。もし、止めてくれる人が誰もいなかったら、私は次の暴力行為にエスカレートしていたかも知れません。それを考えるとぞっとします。

自分のことをこうして人に語ると云うことは、自分の内面を人に見て貰うことだと思う。あまり気持ちが良いことではないのですが、でも語る必要性を感じています。
自分のセルフコントロールを出来なければ、次には誰かにコントロールのアドバイスをして貰う必要があるからです。
こうして客観的に記述するだけでも、自分のことを見つめる機会になります。
恥ずかしながら、こうした経験を積みかさねてきて、ふと思うのです。

「俺は相当、ストレスを貯めやすい生活を続けてきているのではないか?」と。
自分では、毎日ストレスを貯めない様に暮らしているつもりでも、自分の意のままにならない事って一杯起こってきます。
こんなときは、ストレスの大安売りになるのです。