新聞報道で騒がれている事件、とてつもない殺人事件に発展しそうですね？
この事件が、間違いなく現場で働く人たちに対する「逆風」として厳しい世間からの眼差しが向けられるようになることは確実でしょう。
まじめに介護の職務についている人には、腹立たしくもある事件ですが、彼女一人を悪者にしてしまう見方には違和感を抱きます。
そうではなくて、事件を起こしたであろう彼女のような人格を、どこにでも生み出す下地が日本の社会に潜んでいると言えば言いすぎでしょうか？
一人の、心ない女による犯罪により、日本の介護スタッフ全体に対するイメージが台無しになる？・・・こう憤慨する人も、少し疑問を自分の中にも向けて頂きたい。
今までにも、介護に従事していた人物によりいろんな事件がありましたが、今度の事件はあまりにもショッキングな展開です。
一体、何人の犠牲者が出たのでしょうか？４人の犠牲者だけでは済まないかも？
１０年ほど前、和歌山のカレー事件で真須美被告の言動に国民が驚き恐怖心を抱いたように、今度の事件は、今までなかった深ーい傷を残しそうです。
・・・一体全体、このような犯罪を平然と繰り返せる人格は、どこで作られたのでしょう？日本の社会で生み出されたことは間違いないのですが、あまりにも人間性からかけ離れた行為です。
皆さん、どう考えますか？
私の視点は、彼女の行為を異常な「狂人」扱いするだけでは本質は捉えていないのでは？と思う。
こうした犯行を実行する人格を、私達の社会が一つの分身として作りだしていることに気付くのです。
その意味では、狂気を生み出す元を断たねばならない筈です。一握りの者が、莫大な利益を独占し、何百万ものワーキングプアーを生み出している・・・そうした「拝金主義」が厳然として幅を利かせていること・・・そうした価値観に決別し、人と人とが信じ支え合う社会にしていく必要があると考えます。
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秋の午後、樹木の狭間から暖かい光が洩れていました。
此方は、日没前の夕日をカメラで捉えてみました。
人気が途絶えた散歩道に、鳩さんがえさ探しに現れました。
これ、何だか分かります？
面白いね？金魚さん達を、上から取ったらこんな模様に映りました。なかなかモダンな模様です。
