きさらぎの雨は、様々な思いを湧きあがらせます。

運命に身を任せる、と昔の人は表現しますが、どうあがいても受け入れていかねばならない道と云うものがあると思う。

劇的なストーリーを伴わない場合でも、人は皆それぞれの人生をたどって個々の人生を全うせざるを得ない。

後から人が見て、あれが運命だったとか宿命だったとか言えるけどその時は皆目の前の出来ごとに直面して生きている。

その日その日を必死で生きている人。
やけっぱちで、その時その時を過ごしている人。
いつも泣いて、人生を涙で濡らしながら歩いている人。
どんな苦境に遭遇しても、能天気に口笛でも吹きながら過ごしている人。

世の中にはいろんな生き方があるが、どんなにじたばたしても、成らないものはどんなにそれを願っても叶わない。

あくせくする事、ぎすぎすする事、ピーンと張り詰めてどんなミスも犯さないよう物事を進めようとすればするほど、物事は人の想いとは別の方向に進んでいくように思う。

自分を知り、自分の特性を自覚し、その持っている特性が社会に少しでも有効に役立てる為に自分の人生をアレンジする、そんな生き方を積み上げよう。

不器用で、よくミスをおかし、やり直しをして少しため息をつき、それでも辞めることをせず歩き始める・・・そんな生き方をするしかないね。

今日は、家から一歩も外に出ることなく、ずっと部屋にこもりながら過ごすことになりそうです。

女は働き者、そして男たちはちょっぴり余裕をかまして・・・?

・・・我が家の奥さんは祭日でも仕事で朝早くから出勤です。一番の働きものです。そして息子を含め男たちは家で午前中をゆっくり過ごし、お昼は長男が冷蔵庫のカレーをアレンジして「カレーうどん」を作ってくれる。
ピリ辛が利いて、美味い!器用に味付けをして調理をしてくれるので、きっと奥さんは助かるだろな?・・・でも、まだ相手が居ないけど。
(こんなこと、息子に内緒に書いてる事が分かれば、親父陰口叩かんといてよ、俺は俺の生き方やってんだから、と云われそうです)

外では、雨が断続的に降り続き、右翼の宣伝カーと思われる拡声器から誰に云ってるのか?行儀が悪いがなり声?が時折聞こえます。

彼らが通った後の道を、まるで

きれいに洗い流すように雨が降っています。

そこで気が付くのです。
「ああ、きさらぎの雨は良いなぁ
何もかも、もう思い出したくない事を忘れ去り、遠い昔のようなほほえみを思い出させてくれるから」

明日は、少しばかり行動的に1日を過ごしていきたいと策を練る・・・
そういえば、明日からバンクーバーでの冬季オリンピックか。テレビの競技番組にも目を通しておこうかな。

先日の珍しい雪が落ちてくる姿を、マンションの下から撮ってみました。

赤い実が一杯なっていて、空とのコントラストが素晴らしい。

雲の芸術です。・・・どうですか?ちょっと良いでしょ。