自分を取り戻すひと時が・・・

仕事の方が、約3カ月でやっと一段落です。
収支の方を見ると、自分の給料がまだ出ない状況なので、どう利用者を増やしたら良いのか?考えてしまうとどんどんマイナス方向に自分が流れていきます。
経理的な問題だけに捉われてしまうと、気持ちの方がだんだん曇り空になってしまう。そういうさえない気持ちを抱えてしまうと、そういう自分の考えというものが外に出る。
先日、一緒に仕事をしているスタッフから「だいぶ疲れているんじゃない?大丈夫ですか」と声かけされた。
「大丈夫ですよ」と答えましたが、一人になって考えてみました。
「・・・自分は今、そんなに疲れた表情をしているのだろうか?」と自問自答してみる。
人の判断を否定するのは簡単だが、そういう評価を貰っている根拠を調べる事はとても大切なことだ。

毎日の仕事の中で、自分というものを常に取り戻す工夫が必要に思えた。
対人援助職は、えてして人に合わせて仕事をしなければならないから、どうしてもストレスがたまりやすい。
こうした仕事の特性を考え、それを考慮するならば、自分が疲れた時にはなおさら仕事のメリハリをしっかりつける必要性があると思う。

 今日はそうした意識を明確にして、17:30になったらすぐに事務所を退出できる仕事の仕方をした。気持ちよくタイムカードが17:30で打刻し、自宅に到着したのが、18:50分。(それもコンビニでビールを購入した時間も含まれている)
ベランダに出て、明日咲くであろう朝顔の蕾を確認する余裕もあった。
明日は二つ花が咲く予定だ。
これからは、毎朝どんな花達が咲いているのか?楽しみな季節になった。
こうして、仕事の時間と自宅での寛ぎの時間をしっかり分けて過ごす事が出来ることは素晴らしいと思う。
得てして、仕事の都合で自分の時間を無くしてしまい、食事ですら短時間でただ食べるだけの時間としてすごしがちな昨今、もう一度毎日の自分の時間をしっかりと確保することの意義を再認識する。

 この3カ月、確かにメンタル面で落ち込む場面があったのです。
なかなか経営が軌道に乗らない事は、当初から予測は出来たのですが、実際に金銭的なやりくりが大変な最前線にあって、どうやれば最短距離で業務を軌道に乗せる事が出来るのか?その方法はどうすれば良いのか?等々悩み出したらきりがない。

今言えることは、これをやればうまくいくという秘訣はないと云う事です。大事なことは、設立当初の意気込みと「必ず成功させよう」と云う意志を保ち続ける事、新しく共に事業に参画するスタッフを自分で見つける事、そこにこの事業を成功させるポイントがあるようです。
自分を上手にリフレッシュさせ、新しい英知を養って、毎日の業務を効率的にチャレンジする自分の活力を養っていきたいなと思う。

水澤都加佐さんの「仕事で燃え尽きない為に」を読み、つくづく自分を振り返る事が出来た。自分を一番知っているはずの自分自身が自分を酷使している状況がえてして存在する。
 そうなんです、必要な時にはしっかり自分に御褒美をあげる意味で自分に声かけしてやるべきだと思う。「お前、よくやっているよ、すごいよ」と。そしてしっかり休養を与える事が出来れば、休息がまた新しい英知とエネルギーをもたらすはずなのだから。

とうとう我が家のベランダの朝顔が咲き始めたんです。
どうです、可愛い花でしょ?