菅総理の課題は?

1週間の中で日本の政治が大きな変動を起こした。
 予想された事ではあるが、鳩山首相が就任8カ月で辞表を出し、次に指名されたのが菅直人氏だった。
自民党政権から数えれば、この20年で15人目の首相だと云われている。ここ直近の4人は、1年以内でそれぞれ自ら辞表を出している。

 おそらくだれが首相になっても、長続きはしないだろうと思われるほど、政治的難問は山積みされ、経済的課題が放置されている。
こうした問題を、合理的かつ民主的に解決していくためには、一体どういった政治家が必要なのか?われわれ選挙民も訳が分からなくなっている。

 それぞれ、国民が考えている希望や要望があげられるだろうが、億を超える人々の願いが全部かなえられるほど現在の政治は甘くはない事は誰もが理解する。しかし、あまりにも政治家の不正がはびこり、官僚との野合が多すぎる。所得において格差が深まり、社会的な人としてのつながりが希薄となり、地域における信頼関係が崩壊している。

 そんな中で、人々を勇気づけ、元気づける政治の流れをどうしたら養っていくことが出来るのか?
この難問に対して真面目に答えていく必要が私たち一人一人につきつけられていると云えよう。

 あと1カ月、参議院選挙までまた暑い選挙の季節がやってくる。

眼を背けず、事の本質を見定めながら、各々の責任において政治的参加と意思表示をしていきたい。

ようやく、黄色い花達が咲き始めてきました。
しかし、今年は、気候のせいか花の状態があまり良くなく、実の数が少ないですよ。