森祐理さんの澄んだ声が心にしみわたりました。

http://www.moriyuri.com/yuri/index.htm
日曜日が私たち夫婦の共有する休暇なので、週末になるとお互いの予定を確認します。最近は若いころと比べると、別々に行動することも多いのですが、月に一度は共に行き先を調整するよう心がけています。・・・そうでないとお互いのベクトルがチャンと向き合わなくなったら困るので。

 前日、家内から提案があり「友人からコンサートのお誘いが来ているから、一緒に森祐理さん聞きに行かへん?」との提案がされた。
 予定では、「奈良フェアー」の最終日でもあるので公園散策に行こうと思ってそのつもりでいたのですが、急きょ変更ということになりました。

 大阪は東住吉の教会で催されたその教会内コンサートは、無料で全ての人に開かれて企画されていました。森祐理さんの事なら詳しく調べて居られる女性が今回教会での催しを当方に伝えて下さり、それに便乗した次第です。
僕たちのような、初めての訪問者にも温かく「ようこそいらっしゃいました」と気持ちのいい挨拶をいただき、教会の礼拝堂の右前に着席し、コンサート開演を待ちました。
人数にして100人くらいでしょうか?
中にはこの教会の信徒の方も居られますが、初めて来られた方々も居られたようで、(私たちもそうですが、女性の方がいくらか多いかな年齢層はお年寄りから若者まで居られました)

 今回の祐理さんのコンサートは幾度か今までも聞かせて頂いた内容と少し変わって居りました。
最近はこうして、教会内で開かれるものも多い。
ウェブサイトを見てみると、10月末には「一般社団法人モリユリ・ミュージック・ミニストリーズ」を立ち上げられ、ますますその活動を広げられていることを知りました。

 彼女の音楽の特性は、単に美しい歌声を届けるだけではなく、福音的要素をもりこんでおられるところにあります。
ですから歌の端々に、神への祈りが込められています。
 私など、そうしたクリスチャンの信仰からは離れている人間(若い時に洗礼は受けた事があるのですが)でも、彼女の澄んだ歌声を聴くと、いつも心洗われるような感動を覚えます。

今日は、童謡をテーマに、たくさんの懐かしい歌を聴き、共に歌うひと時を持ちました。
童謡の人気トップテンで第1位は何だと思いますか?
4曲ほどの候補を挙げて、それぞれん判断して頂き挙手で人数を数えられました。「ふるさと」に手を挙げた人が一番多く私もそうだと考えましたが、なんと「ふるさと」は2位で、「夕焼け小焼け」が一位でした。「七つの子」がその次だったかな。

「ふるさと」の手話を伴う手振りも覚えたし?、忘れないうちにちょこちょこ自分でやってみるようにしたい。・・・これは年末年始の忘年会でも使えるかも?

 良いですね。自分の特性を生かして、
こうして人々にメッセージを届けられることは。

 プロとして、ゆるぎない信念と使命感を、
あのか細い体のどこからそうした力が湧きあがってくるのか?
私には推し量ることは出来ませんが、彼女の今後の活動に対して、
改めて、大きな心からの拍手を送りたい。

いちずに、弱い立場の人たち、虐げられ苦しみに落ち込んでいる人たちに彼女の歌声はこれからも届けられます。

こんな風に自分の特性を生かせる人がいる事は、とても嬉しい事です。