あなたはどっぷり派?それともあっさり派?

居宅介護支援の独立開業を始めてから、自分の中の仕事に対する比重が相対的に高くなりました。

時間的にも、内容的にもそれは言えます。
以前は、株式会社に勤めていたので勤務時間が仕事に関わる基準になり、めったにそれを超えて仕事をする必要性は生まれなかった。
・・・しかし、現在は自分がやらなければ後それをフォローするものが居ない関係から、一つ一つが自分の仕事スケジュールとしてこなされていかなければならない。ところが、そうなると予定通りに完了する仕事ばかりではないので、土曜日や日曜日の仕事も実はある程度こなして行かなければならなくなった。・・・これは今までの自分の仕事スタンスとしては、やり過ぎである事は間違いないが、それをこなして行かないと営業的に成り立たなくなる局面が出てくる。
ここに一つの自己矛盾が発生しました!

こうした事は、独立の際にある程度予測されていた事ではあるが、実際に体験していくと、結構ストレスが高い。

どちらかというと、今までは会社の営業方針や業務ノルマに対して、熱心に達成努力をする生き方は選ばなかった。(最低限度の協力はしましたが・・・)
しかし、独立すると、ある程度の実績が伴わないと、自分の給料がまともに出ない。・・・いや、正確には普通に仕事をしていたのでは満足に自分の給与が出てこないわけです。
だから、事業が軌道に乗って、休みもしっかり休んで仕事に取り組む・・・そうした仕事の流れになるまでは、未だかなりの時間がかかりそうです。

決して怠けてはいないのですが、現状の制度では居宅介護支援だけでの採算性は極めて難しい現実があります。

少なくとも、どっぷり仕事にうずまってしまう事だけは無いようにしたいと考え、仕事の合間合間に、今自分がしている事を、しばし眺め返すような余裕とゆとりをもつように心がけています。

人間、あれもこれもやらなきゃんらないと考えると、だんだん追い込まれるような心境になってしまいやすい。だから、忙しいスケジュールがあるときは、少しでも隙間を仕事と仕事の間に入れて、休息を入れる発想を持つようにしています。

時間的には、17:30が終了時間ですが、その時間に終わるように仕事の順序を組み立てる。
残業は、基本的にしない。
優先順序をつけて仕事を整理し、次の日に出来る事は、次の日にやる。
相方のスタッフにも、同じように勤務時間のけじめを付けるよう助言し、残業の常習化だけは避ける。こうした形で毎日が進むのですが、普段の居宅介護支援業務以外の双務的な仕事や経理の仕事は、どうしても休みの日にやる形をとっている。・・・これは、ある意味経営者としては仕方が無い業務だと思っています。

結論として、仕事のどっぷり派にはならない生き方を今後も進んでいきたいと願う。その為には、効率を出来るだけ普段の仕事の中で進めて、無駄な動きを無くすことも不可欠です。
私が担当出来る利用者数も、今後は予防の方は無理なので、介護の方で依頼があればもう少し頑張りたい。

まだまだ、独立開業2年生ですが、実力を養い内容豊かなケアプランが描けるケアマネさんになりたいなーと念じております。