今年の大みそかの過ごし方を考えました。

 2011年は、日本の歴史上でも大きな災害・人災が発生した年として、きっと深く記録されることとなるでしょう。
日本だけではなく、世界の人達が今後の復興と検証を日本人がどう担っていくのか?について注目する中、時間の経過の中に大切な意味を置き去りにしてしまうことがあってはなりません。痛みを負い、まだ苦しみの中から抜け出せない人々も多いと思います。
しかし、次の一歩は、確実に始まっています。
 いっぽうでは、それぞれの持ち場の中で、自分の役割を自覚して、今出来ることを着実に進めることしか、私たちには出来ないだろうと感じます。起こったことの重大性と巨大な災禍の前に、自分一人で出来ることはあまりにもわずかでしかない。ともすればそのことに打ちのめされて目の前が見えなくなりそうです。

今日は、恒例の「紅白歌合戦」が企画されていますが、自分はそれを見ないで別なことをしたい。

 そこで考えたのは、今年は本を読んでみよう と思っています。
何を読むのかについては、本棚にある本の中で、もう一度きちんと読んでみたいものを選ぼうと思います。

 家族は、それぞれ別なことをするでしょうが、今年は自分の流儀で夜を過ごしてみたい、そんな風に計画しているんです。

私にとっては、今年一年、立ち上げた事業所運営を維持するために多くの時間を割きました。
恐らく来年も、同様の目標のために過ごすことになるでしょう。
ただ、来年は描いている目標を軌道に乗せることが課題であり、事業の黒字化と質向上をどう備えていくか?について取り組んでいく必要があります。
ここからが本当の勝負だと感じています!

 でも、ここまでやって来た自分にたいして、「ご苦労さん!」の声掛けをしてみたい。
同時に、「まだ目標達成途上の、入り口でしかないよ」と気を引き締めていきたいです。
またここまでやってこれたことは、ひとえに家族の協力があったからです。疲れて夜遅く家に戻った時、自分の為に夕食が用意してあり「お帰りなさい」という言葉をかけ続けてもらったおかげで、また次の日も活動するエネルギーを蓄えることが出来たと感じています。

その意味で、1年の締めくくりのけじめとして「ありがとう」の言葉を送りたい。