おめでたと、これから目指すこと。

先日の看護師試験で、娘が合格した。

二人の子供を持つ母親で、もう後がない環境下で看護学校に通い国家資格取得に希望を託してきた。
本人の弁では、出来ていない問題が沢山あって「あかんと思うわ」と弱気な発言をしていたので、心配が先立っていた。

 この3年間、出来ていない基本的な基礎学力が目につき、弟の下の息子から「特訓の研修」も受けて、何とか試験をクリヤできる学力を身につけようともがいていた。勉強しようという努力は見られたが、やり方もまずい不効率な勉強の仕方が目についた。

 出来ていないところを指摘するのは簡単だが、実際に自分なりの基礎学力をつけるための学びを続けることは、困難を極めたと云えよう。

 今回の試験では、とりあえず合格の判定をもらえた、そのことは喜んで良いのだが、肝心なことはこれからのことだと思う。

 医療は日夜進歩している。治療方法に多くの薬、看護記録の作成など看護師に求められる能力は、生半可な気持ちでは身に着けられない。

 目指すレベルを、しっかり見据えて、一歩一歩前に進む仕事の仕方を続けてほしいと思う。
資格を取っただけで精進しない給料取りの専門職は沢山居る。
そういう部類の看護師にはなってほしくはない。

 ところで、我が家では、資格という点では、ケアマネジャーが二人、介護福祉士が二人、看護師一人、調理師一人、保母一人・・・資格で数えるとこうなる。家も財産も、大した資産がない我が家では、資格を取得しておくことは、生きるための必須う条件と言えるかもしれない。

実際に社会に出て、仕事で食べていくためにはやはり資格は不可欠となる。
今や、大学を卒業しても4割が1年以内に辞めてしまってフリーターの道を選ぶ時代となっているらしい。
・・・そんな時代には、生活を支えるためには、国家資格は不可欠の生きるための手立てとなる。
 資格を持ったから安心だとは言えないけど、資格がなければこの先本当にまともな仕事にどれだけありつけるのか?

若い間は、何とか好きに生きていけるだろうが、年を追うごとに生き辛くなることは火を見るよりも明らかだろう。
 …お金がないから困るのではなく、しっかりと自分の生き方をし続けるそんな強さを養うためには、やはり専門的な資格が一役を果たしていくことが出来るからです。

まあ、今月は、我が家で看護師と介護支援専門員が同時に誕生したということで、お祝いすべき月となりました。
ここは素直に、喜びたいと思います
おめでとう!(*^_^*)