最近、深夜便をよく聞いてますが・・・

 夕食が終わって、眠たくなると先に布団を敷いて敷きます。
安心感が出来て、そのまま寝てしまうことが多い。
 何か目的を持った時は、意識が覚醒しているせいか?だらんとくたばることはないのですが、この暑さの中、体もそれなりにつかれていることも事実です。
 
 最近の報道では、凄まじいイスラエルの攻撃が沢山のガザの街を破壊しつくしていることを見て、「自衛の戦争の正体とは、敵対する国家や地域の破壊と殺戮」であることを痛感する。かって70前には、ナチスドイツによりイスラエル人への集団殺人が公然とまかり通っていたが、今、立場が変わり、イスラエルが近隣のアラブ諸国に対して、最新兵器で威嚇し、土地を占領する国家に変貌している。(ガザからロケット砲がイスラエル領内に打ち込まれていても、殆どは最新鋭の軍事システムで撃ち落とせているから、両者の攻撃の比はどちらが強力であるか?素人でもわかる。)しかし、イスラエルは、彼らが殺戮した人々の数だけ、自国に対する憎しみの刃がより先鋭化して帰ってくることに一向に気付こうとしないのはなぜか?
 こうした歴史における憎しみの連鎖は、いつ終わるのか?
殺し殺され、繰り返される人間の争いは、どう考えても愚かとしか見えない。

 一方では、日本はどうか?と言えば、次第にきな臭い対立の構図が時の安倍政権を先頭に右傾化が先鋭化していまいか?
 韓国や中国北朝鮮など、近隣職との関係は、緊張関係が高まる方向にどんどん進んでいるのではないか?と危惧する。

 それに加えて、夏の豪雨等による災害の爪痕が、今年はなぜこんなにも大規模に発生するのか?
 広島県の山手で起こった土石流により、まだ数十人の行方不明者が安否確認できず、50名近くの人が亡くなっているという。アパートごとごっそりと土石流に流され、行方が分からない人たちが居り、朝方の豪雨で寝込みを襲われているから家族ごと逃げることも出来なかったという。
 自然の猛威は、普段風光明媚な山手の村を襲い、避難対策の不手際が指摘されるが、これだけの集中豪雨が予想しきれなかったことから考えれば、危険個所に対する住宅建築そのものが見直されなければ、こうした災害は予防できない。
 
 気持ちが暗くなってしまう事件が多い昨今ですが、夜中に目が覚めたときは「深夜便」の音楽や話を聞くことが楽しみになりました。
 毎日聞いてしまうと、次の日の仕事に差し支えてしまうので、主に金曜や土曜の夜に聞くようにはしていますが、聞き入ってしまう対談や、懐かしい音楽が届けられてくる。体は横になりながら、脳細胞の半分が活性化する?・・・こうした夜の過ごし方が、私も楽しめる年代に来たのかな?
 恐らく、「深夜便」リスナーの多くは、現役を退いた年金を受給する年代が多いのでは?とも思うが、何故か?今夜はどんな企画かな?と楽しみにしたりするようになりました。
 昨夜の本岡典子さん話しにも聞き入ってしまって、さっそくアマゾンで本を注文してしまいました。・・・「ものを書き始めるときは、その人と時代に祈りを込めて書くのです」と言う言葉を聞いて、引き付けられるものがありました。
 昼間は普通の主婦として在りながら、夜間に睡眠を管理制限して取材や執筆を続けている姿にも感動しました。本岡さんどうか、お体ご自愛ください。
 
 今年のお盆も、京都にある妻と私の良心の墓参をしてきました。
年に1度ですが、両親に自分たちが元気に暮らしているという報告をすることは、これからも続けていきたいと思っています。

 写真は、私の父母が分骨で入っている教会のお墓です。