私のそばで、煙をたてないでください。

組合の大会に行ってました。毎度のことですが、1泊宿泊して会議に参加しました。・・・
宿泊は何人かの相部屋になりました。部屋に入るなり、同宿の仲間にお願いしました。「部屋では、煙草の喫煙は止めてもらいたいです。お願いします。」・・・そうはっきりとお願いしたので、喫煙をする男性は同意してくれました。何度か、組合の大会に出席して、これが言えなくて苦しい経験をしたので、今回はきちんと始めから話をしました。喫煙者は、非喫煙者に対してきちんと配慮をするマナーが必要ですが、得てして組合などの集まりではルーズになっていることが多いのでかないません。
さすがに会議中は禁煙は言うまでもないのですが、休憩時間などに、もうもうと煙が上がり、それが迷惑なのに気もかけずに吸っている人たちを見ていると、「こんな無神経な人で、果たして組合運動が出来るのか?」と疑いたくもなります。近年、公衆の面前での禁煙はかなり定着を見ていますが、駅での喫煙規制一つとってもまだまだです。本当の意味で健康に有害な喫煙というものを失くしていく運動は日本ではまだまだです。・・・「喫煙後進国」とでも表現する他仕方がないです。親からもらった自分の体を、喫煙により痛めつけ癌になる確率をどんどん早めていることを知るべきですし、周りにいる家族や友人を喫煙者の煙により悪影響を与えている事実に対してあまりにも無知であることを指摘しなければなりません。
人間を大切にし、命の尊厳を守るからには健全な生命活動を阻害することに対してはもっと敏感にならなければなりません。今回、一晩の喫煙についてはマナーを守ってくれたんですが、喫煙そのものに対する問題を考えてもらうという点ではまだまだ遅れており歯がゆい思いがします。宿泊した部屋ですが、煙草の臭いがこびりついており「臭い部屋」でした。煙草を吸っている人は判らなかったかもしれませんが、部屋に入った瞬間判りました。・・・
今後宿泊の際は、こうした部屋を除外してもらうよう意見を言うつもりです。禁煙車があるように、禁煙室が必要です。・・・こういうことは、どんどん苦情を言っていかないと改善されません。夜の2次会は、「煙草の煙の海」なので、遠慮させてもらい早く寝ました。あくる朝の早く露天の温泉に行き、ゆっくりお湯につかり朝陽も見ることが出来ました。温泉に来たのだから、これが一番の贅沢です。今回、喫煙の問題を改めて考えることが出来ました。本当は吸わないで欲しいけれど、どうしても吸いたい人は何をするべきなのかをしっかり考えて頂きたいです。特に団体生活をする場合は必ず守って頂くべきです。人と暮らすということがたんに迷惑をかけないということだけではなく、周りの人の気持ちや健康をしっかり考える機会でもあるのです。
・・・特に記しておきたいことは、「やめてくれ」と言えない小さな子供たちの健康を大人の身勝手で踏みにじってはならないということです。この点については、しっかり忘れないで欲しい。私たち大人は、「吸わないで!」と訴えることが可能ですが、それが言えない弱い立場の人の健康を蔑ろにしてはならないのです。・・・喫煙家には耳の痛い話を書きましたが、日本人喫煙家のマナー向上の為にも、ぜひ弁えて欲しいことです。