今年を振り返り、つれづれ思うこと、その1

政治の世界では、日本のトップに立つ政治家がこんなに揺らいだ年として記録に残りそうですね(−−〆)



その一番手はやはり安倍元首相。8月から9月にかけての辞任劇は、国民ならず、取り巻き連中ですら「あっ」と云わせた。サプライズという意味では、今年の最大のサプライズになった。



何故、突然辞任したのかは、今となっては語りつくされているかもしれないが、彼のとった態度は、政治家としての資質を切り下げることになったことは誰もが否定しないでしょう。

巷には、安倍再登場説まで流布しているが、それを許すと思うほど、世論を馬鹿にした話はない。

マスコミの報道などに踊らされ、国民の意識は何とでも操作できると考えている人達が沢山いるということでしょう。

安倍本人も、最近は元気を取り戻して、地元などでは盛んに講演会等に出席しているらしいが、節度のない人物に、再び政治指導者の椅子を提供するほど、日本人は馬鹿ではないと思うが、どうでしょう。



一方小沢民主党ですが、これまた大連合の野合が進められないということで自ら職を辞して代表の座を降りようとしたことは、いくらその後辞任を撤回しようとしたとしても胡散臭い臭いが漂ったことは否めない。



まだ自民党を追い詰めて、政権奪取が実現していない矢先に、自ら野党の先導役を降りるという神経・・・これは次の政権党首としては失格の烙印を押されても止むを得ないと思う。



百歩譲って、小沢氏が自民党との連立を提案する権利を認めるとしても、それが執行部で否決されたから代表の座を降りるという遣り方は、いかがなものか?

そんな好い加減な指導者を、国民は次代のリーダーとは認めかねる。

・・・かって崩し屋と言われた小沢氏の性格が、今回あからさまになったのかもしれない?



こんな連中には、おそらく今の自民党を追い詰め、覆して新しい政権を作る能力などないのではないか?



来年には、また総選挙などが予定されているが、果たしてどうなるのか?心もとない野党の実情です。



こうして、政治における今年の出来事を振り返ると、我々庶民の監視と意見が、もっともっと政治の中に寄せられて反映される必要を思うのです。



諦めず、さらに多くの人の力を寄せ集めて、政治の推移を見守り、官僚たちの横暴を排除する為に力を尽くしていきたいですね。