NHK社員のインサイダー取引発覚

no-mu2008-01-18

NHKの職員が株のインサイダー取引で摘発されている。・・・事前に情報取得してそのニュースがマスコミで流される直前に大量の株を売買し利ザヤを得たという。取材で得られた企業の動向を実際に流される前に株式を売買し、利益をもぎ取ったことになり、これは明らかなインサイダー取引になる。
当局が3人のNHK職員を摘発出来たのは、情報が流れる直前から、株の大量売買が行われていたことを突き止め、3人の身元を掴んだからだが、もし情報が流れてからのものであったならおそらく不正を見分けることは出来なかったでしょう。しかし、たった20分の「スタートフライング」が彼らの行為を暴き出される道筋となった。
*今回、NHK職員がこうした犯罪行為を行ったことにより、情報を提供する側の社会的な正義が厳しく問われることになろう。
*NHKと言えば、どんな放送局よりも、報道に対する社会的責任を持つ立場にある放送センターのはずです。ところが、今回の様な行為がなされることにより、NHKに対する信用は急降下することは避けられない。こうした犯罪を防止する手立てを持たないNHKは厳しい社会の非難を受けることになるでしょう。彼ら3人の責任に止まることなく、こうした行為を容認している体質が何であり、どこから生まれているのかを突き止める意思が果たして今のNHKにあるのでしょうか?