夏の盛りと、朝顔。

8月です!
・・・むかし、子供の頃は8月が嬉しかった。
夏休みという名目で、子供を対象とした行事が目白押し。
キャンプに、水遊び、プールに川遊び、
かき氷にラムネ、スイカにアイスクリーム、冷やし飴に、わらびもち。
それから、水鉄砲遊びに、夕立のびしょ濡れ遊び、お風呂での潜水など。
次々に楽しかったことが思い出されるが、大人になってからというもの、遊び心が乏しくなり、想像力も貧しくなってきたようだ。

日常の仕事に明け暮れて、道端にひそかに咲いているタンポポに気付かずに早足で歩き去る人たち・・・自分もそんな味気ない現代人に成りきってしまったかも?と考えると、少し寂しくなる。

そんな時、朝早くに起きて、ベランダに出てみよう。
そこでは、朝顔が、ささやかにしかも鮮やかに咲いているのです。

覗いてみましょう。
その、朝顔がどんな表情で、咲いているのか?
自分の眼で、どうぞご覧下さい。


ショウリョウバッタ君が、朝日の方向に首を向けています。
彼らは葉っぱを主食としていますが、朝顔よりもミントの方がお好きなようですよ。

3連発の大きな傘朝顔が、そそり立っているようです。
太陽が良く当たるこの場所が一番花を沢山咲かせています。

写真の撮られた時刻は、朝の7時前後です。この時間の朝顔が一番撮り頃なんですよ。早朝薄暗い時刻にはもう朝顔が咲いていますが、太陽が上がらないと朝顔の色が上手く浮き出させることが出来ません。

見事な大輪の朝顔ですが、ベランダから道路に向いて咲いているので、カメラで撮るのが大変です。もう少し腕が長かったら、もっとうまく取れるんですが、これがせい一杯。

カマキリさんは、小さな昆虫たちを食べてしまう、こわーい昆虫です。
バッタとカマキリの追い駆け合いが、今日も繰り広げられています。

朝顔にとって、日当たりは花を咲かせるための大事な必要要素です。
直射日光が当たらない場所では、どうしても花の育ちが悪い。
理想的な植え場所は、東から南の方向で直射日光が当たる場所です。

仕事の事務所前に植えている朝顔さんは、東向きに植えているんですが、すぐに太陽が当たらない場所となるため、十分に育ちません。
加えて、夜はシャッターの中なので、どうもうまく咲かせることが出来ません。